【東西ドキュメント・栗東=15日】アンドレアシュ・シュタルケのことを「アンジー」と、菱田が気さくに呼べる間柄になったのは数年前に食事の席を共にしてからだ。母国ドイツで家族や関係者からは通称アンジーで呼ばれているらしい。

 そのシュタルケは今週から2カ月間、短期免許で騎乗。誕生日(1月4日)があったばかりなので「46歳の誕生日、おめでとう」と祝ってから「アンジーは“中山の鬼”だな」と持ち上げた。一瞬キョトンとしたが、重賞勝ちの17年ニュージーランドT(ジョーストリクトリ)、16年ダービー卿CT(マジックタイム)、16年スプリングS(マウントロブソン)は、いずれも中山競馬場であると伝えると納得の表情。「ドイツにあるローカルの競馬場が中山に似ているコースなんだ」。今週の京成杯は中山が舞台。ディアスティマの追い切りを終えるや「グッド。(操縦は)イージー」の簡単な単語を2つ並べた。中山の鬼ぶりを発揮してもらおう。