ソフトバンク・松田宣浩内野手(36)が15日、グアムで自主トレーニングを公開し、ともに自主トレを行う牧原大成内野手(27)と三塁手、二塁手として全試合出場を目標に掲げた。

 ベテランらしからぬ軽快な動き。「チーム松田組」の手本になった。9日から始まったグアム自主トレ。午前中はみっちりと走り込み。全身の強化トレーニング、キャッチボール、ティー打撃。軽食を取るとウエートトレーニング、最後はプールでのメニューもこなした。

 「(練習は)古風なことをやっているが、ケガをしない体をつくることが大事なので。一番きつい練習をしていると思っている」

 チームメートの牧原、水谷に加え、DeNA・嶺井ら他球団の選手も参加し、総勢8選手。松田宣は「グアムで一緒にやりたいと言ってくれる選手がいるのはありがたいこと。今年はマッキー(牧原)とサード、セカンドでジャックしたいなと。(2人でゴールデングラブ賞は)全試合に出られたら、もれなくついてくると思う」。9歳年下の牧原に鉄人イズムを注入し、2人でチームをけん引する構えだ。

 自主トレ初参加の牧原も思いは同じ。昨季は自己最多の114試合に出場し、10年目の今季は勝負の年。「全試合に出るくらいの気持ちじゃないとレギュラーは獲れない。松田さんの思いに応えられるように結果を出していきたい」と口元を引き締めた。

 個人的にも大きな記録もかかる。目下、5年連続で全試合出場中。6年連続全試合出場となれば球団史上2人目の快挙。南海時代の1949年から56年まで8年連続で達成した飯田徳治以来(57年も国鉄で全試合出場し個人として9年連続全試合出場)となる。

 「3年連続30本塁打を打ちたい。15年目でキャリアハイを更新できるように」と内容も求める。球団で3年連続30本塁打を達成すれば、03年から05年の松中信彦以来となる。さらに東京五輪に向けて「前半から飛ばしたい。チームも個人も開幕ダッシュで。(五輪は)最後のチャンスなので選ばれるように」と意欲。やりたいことは盛りだくさん。温暖な地での過酷なトレーニングで土台を築く。