女子硬式野球のクラブチーム「埼玉西武ライオンズ・レディース」が誕生し、埼玉県所沢市の球団事務所で記者会見が行われた。

 プロ野球のチーム名を冠した女子野球チームは12球団初。女子野球の競技人口は年々増えており、西武の居郷肇球団社長は「全日本女子野球連盟からも協力要請があった。トップレベルの環境整備は女子野球の発展のみならず、野球人口の歯止めに貢献できるのでは、と考えた」と話した。

 監督は元西武で尚美学園大女子野球部の監督を務める新谷博氏(55)。六角彩子選手(28)、出口彩香選手(27)の2人の加入が決まっており、今後は1月19日、2月9日にセレクションを実施し、計20人でスタートする。

 発足は今年の4月1日で、新谷監督は「大学を卒業して野球を辞めてしまう選手がいるのが悔しかった。何とか続けられる環境を整備したい、と。ライオンズに支援をいただき、本当に感謝している」と話した。

 西武はチームと同じユニホームと帽子、ボール、野球用具の他、練習場所として新設した室内練習場を提供。さらにライオンズアカデミーのコーチが臨時コーチとして指導を行うという。

 今後は関東女子硬式野球リーグ戦に加入。新谷監督は「ライオンズの名前がついているし、弱いチームではいけない。公式戦は全て勝ちたい」との意気込みを口にした。

 セレクションは年齢など参加条件があり、申し込み方法などの詳細は西武の公式HPで。