東京五輪でメダル獲得を目指す7人制ラグビーの男子日本代表が16日、国際大会のワールドシリーズ(WS)第3戦ハミルトン大会(25、26日、ニュージーランド)出場のため、成田空港から出発した。日本は今季のWS全大会に参戦できるコアチームから降格しており、あくまでゲスト参戦する立場。貴重な大会は選手のふるい落としの場にもなるだけに、バックスの松井千士(25=サントリー)は「サバイバルは意識している。チームとしても勝ちながら、(個人として)サバイバルに勝ちたい」と意気込みを語った。

 昨年12月に発表された第2次五輪代表候補は19人で、トレーニングスコッドは9人。さらに15人制から転向する福岡堅樹(27=パナソニック)や、日本国籍を取得済みながら、現状では日本代表として出場できない外国出身選手数名を含め、約30人が五輪代表12人の狭き門を争う。首脳陣はWS第4戦シドニー大会(2月1、2日)でメンバーを大幅に入れ替えて、より多くの選手を評価する方針を示しているといい、アピールの場は限られている。リオデジャネイロ五輪では主将を務めた桑水流裕策(34=コカ・コーラ)も「五輪が近づき競争が高まっているのを感じる。結果を残さないと残るのは厳しいと思っている」と危機感を示した。