ソフトバンクの4番候補・バレンティンがすべったあとに、すべり知らずのバットで魅せた。投内連係では、外野手として走者役を務めると、二走での挟殺プレーで一歩目で尻もちを付いて、すぐさまアウト。2度目も三進を狙ったところで再び尻もちを付き、見守ったファンに大爆笑された。「スベリマシタネー。オシリ、イターイデスネー」と流ちょうな日本語で苦笑したがランチ特打では大砲健在をアピールした。

 ケージ裏で王貞治球団会長が見守る中、92スイング中、26本の柵越え。引っ張っての左翼芝到達ではなく、バックスクリーンや左中間芝へのアーチがほとんどで、思わず王会長も打撃終了後に握手を求め、興奮していた。

 「“野球のレジェンド”が見てくれて、とても嬉しい。今日のバッティングは良かったですねー。最後に褒められました」とご機嫌でバスに乗り込んだ。

王会長は「体が切れていますね。順調。あとは試合勘ですよ」と、すべり知らずの打撃をさらに期待していた。