◇野村克也氏死去

西武時代に2年間、ともにプレーした田淵幸一氏(スポニチ本紙評論家)は「思い出は尽きない。昭和43年に阪神入りが決まり、取材で大阪の野村さんの家に行ったのが最初の出会いだった」と振り返った。

 プロ1年目の阪神―南海の定期戦で初対戦。「六大学のホームラン王か。打たせてやる。真っすぐだぞ」と言われ、来たのはカーブ。「それでプロの選手の言葉を正直に信じちゃいけないと教えられた」。西武時代はロッカーが隣で「いろいろ野球の話を聞いてね。ノムさんの言葉をメモに書いて貼っていたよ」という。「もっと長生きすると思っていた。サッチー(沙知代夫人)がいない寂しさもあったんじゃないかな」としのんだ。