NBA東地区全体9位のウィザーズは11日、地元ワシントンDCで同10位のブルズと対戦。126―114(前半69―62)で勝利を収めてこのカードは今季3戦目で初勝利を飾り、試合のなかった同8位のマジックとのゲーム差を「3」とした。

 復帰4戦目となった八村塁(22)は今季のブルズ戦では初出場。マッチアップしたブルズのルーク・コーネット(24)は218センチのフォワードで、マッチアップした選手との身長差(15センチ)は今季最大となったが攻守両面で奮闘した。32分出場してフィールドゴール(FG)を12本中7成功させて(フリースローは6本全部成功)、20得点と4リバウンドをマークしただけでなく、第1Qの3分28秒にはブルズのタディアス・ヤング(31=203センチ)が試みたゴール下のシュートを右手でブロック。昨年11月27日のサンズ戦以来、13試合ぶり(出場時間帯では405分ぶり)にブロックショットを記録した。さらに第2Qの8分2秒にもドライブインを試みたチャンドラー・ハッチソン(23=201センチ)のレイアップを背後からはたき落として2度目のブロック(今季5回目)。得点(20)+リバウンド(4)+アシスト(3)+スティール(2)+ブロックショット(2)の個人記録主要5部門すべてに数字を書き込んだのは昨年10月26日のスパーズ戦以来、自身2度目となった。

 第4Qの7分23秒にはフリースローを2本成功して20得点目。昨年12月5日の76ers戦以来、今季6回目の20得点以上を記録した。

 八村は第1Qの1分4秒にペイント内でのジャンプシュートを決めてこれがこの試合の初得点。4分55秒にはセンターのイアン・マヒンミ(33)がブロックされたあとをフォロー。豪快なダンクを叩き込んで2本目のシュートを決めた。ベンチに下がる直前となった6分36秒には、ブラドリー・ビール(26)が外したシュートを拾ってゴール下でシュート。前半で14得点をマークし、後半に入ると2つのスティールもマークし、ブルズのオフェンスを要所で寸断してチームに流れを引き寄せた。

 ブルズには八村が今季初めて欠場した12月18日に延長で1点差負け。第4Q残り1秒でビールが勝ち越しのジャンプシュートを決めたものの、残り0・5秒からの相手のスローインの際、イサック・ボンガ(20)がゴール下に移動したザック・ラビーン(24)を押したと判断されてショットクロックが動かないままに反則をコールされてフリースロー2本を献上。これを2本とも決められて延長に引きずり込まれて苦杯を喫していた。敵地シカゴでの2度目の対戦(1月15日)も106―115で惜敗。八村のいない2試合はいずれも落としていたが、背番号8が戻った3度目の対戦で雪辱を果たした。

 34分出場したビールは30得点と7アシストをマーク。ブルズはラビーンが8本の3点シュートなどで41得点を挙げたものの勝利にはつながらずチームは19勝36敗、ロードでは8勝20敗となった。

 なおウィザーズは12日に敵地ニューヨークで球宴前の最後の試合(対ニックス)に臨むことになっている。

 <八村の全オフェンス>

 ▼第1Q

(1)1分4秒・ペイント内でのジャンプシュート=〇(アシスト・ビール)

(2)4分55秒・マヒンミがブロックされたあとをフォローしてダンク=〇

(3)5分24秒・右ベースライン際からのフローター=×

(4)6分36秒・ビールが外したシュートを拾ってゴール下=〇

 ▼第2Q

 *5分26秒・フリースロー2本=〇〇

(5)6分58秒・右エルボーからジャンプシュート=×

(6)8分40秒・ペイント内でジャンプシュート=×

(7)9分7秒・速攻からダンク=〇(アシスト・スミス)

 *11分9秒・フリースロー2本=〇〇

 ▼第3Q

(8)1分3秒・ペイント内でのプルアップ・ジャンパー=〇

(9)8分28秒・ペイント内でサトランスキー(201センチ)と1対1からゴール下=〇

(10)7分25秒・スティールから速攻で1人で持ち込んでレイアップ=×

(11)7分41秒・ゴール下でのシュートを208センチのフェリシオにブロックされる=×

 ▼第4Q

(12)5分5秒・右ローポストでサトランスキーと1対1からターンアラウンドのジャンパー=×