◇沖縄キャンプ(2020年2月14日)

 DeNAのドラフト2位・坂本(立命大)が初めて打撃投手を務め、存在感を示した。大和、戸柱を相手に計47球で安打性の当たりは6本。打者の反応を見ながら投げ、手応えを口にした。

 「最初は7、8割で投げてどういう反応をされるかな、と思ったが、普通に打ち返された。途中から10割で投げて差し込めた球もあったし、押し込めるんだなと思った」

 ほとんどが直球だったがスライダー、チェンジアップも披露。戸柱からはスライダーで空振りを奪った。腕の振りは強く、対戦を終えた大和は「めっちゃいい投手」と絶賛。「直球は動かしている感じで、奇麗な直球はなかった。チェンジアップも良くて、なかなか来ない感じ」と目を丸くした。

 即戦力として開幕ローテーション入りを目指す左腕。大学時代に同部屋だった先輩の東は18日に左肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けることが決まり、期待はさらに高まっている。だからこそ、ラミレス監督は注文もつけた。この日最速は143キロで「凄くいいポテンシャルを持っているのは間違いない。先発タイプなので、もう少しスピードが上がれば通用する」と求めた。

 「直球で勝負できる投球を今年1年間やっていきたい」と坂本。19日のロッテとの練習試合(宜野湾)で初の実戦マウンドに立つ。 (町田 利衣)