関脇・朝乃山(25=高砂部屋)が15日、故郷富山市でトークショーを行い、ファン3000人の出迎えを受けた。春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)では初めて大関獲りに挑むとあって、会場のファボーレはイベント関係者によれば昨年12月、「X JAPAN」ToshIがミニライブを開いたのに匹敵する人出という。同所では、初優勝した昨年夏場所直後以来の歓迎に「プレッシャーを力に変えて頑張りたい。地元の声援が一番力になります」と感謝した。

 この日はトークでもファンを喜ばせた。炎鵬に押し出しで敗れた初場所11日目。炎鵬は1学年下だが同じ1994年生まれ、隣県の金沢市出身で地元では北陸対決として盛り上がる。「来場所は絶対勝ちます。負けたらもうここでトークショーはしません」とリップサービスし、前日のバレンタインデーには都内の部屋へ段ボール箱2個分のチョコレートが届いたとも明かした。

 大関昇進の目安は、三役で3場所の合計が33勝以上とされている。先々場所は小結で11勝、先場所は関脇で10勝、来場所は12勝がノルマとなる。初場所は母校・近大の先輩・徳勝龍が幕尻優勝した。大関を「そんなに簡単に獲れる場所(地位)じゃない」と自戒しつつ、「次は自分」と言い切った。