3月1日にデビューした新人の小林脩斗騎手(18)が、21日の中山2R・3歳未勝利戦(ダート1200メートル)をアイアムイチオシで制し、デビューから20戦目でJRA初勝利を挙げた。小林脩は「まだ少し実感はわいてないですが、ゴールを切った後に騎手の方に言われて勝てたんだなと。ゴール前は無我夢中で追っていました。自厩舎の馬で勝てて嬉しい。(去年亡くなった)母には生まれてからたくさんお世話になって、初勝利を届けることができてとても嬉しいです」と笑顔をみせた。

 脱鞍所では父で元騎手の久晃助手(久保田厩舎)が、母・優子さんの遺影を持って迎えた。久晃助手は「ここまで彼1人の力だけではなく、入学したときから皆さんの力のおかげでここまでくることができた。自分の初勝利より嬉しいし、妻が喜んでいると思う。ここからは本人の意識と社会人とプロの騎手の意識を持っていって欲しい」と時折涙を浮かべながら、エールを送った。