◇大相撲春場所 千秋楽(2020年3月22日 エディオンアリーナ大阪)

 三賞選考委員会が開かれ、12勝を挙げた隆の勝が初の三賞となる敢闘賞を受賞した。殊勲賞は白鵬に土をつけた阿武咲が初めて獲得。終盤戦まで優勝争いに加わった碧山は初の技能賞に輝いた。阿武咲、碧山の三賞はともに4度目となった。

 入幕3場所目で初三賞に隆の勝は「うれしい。そんなに勝てるとは思わなかった」と素直に喜びを表した。正代戦は受賞にふさわしく攻めに徹し、土俵下まで押し倒して12勝。好調の要因を「場所前に大関(同部屋の貴景勝)と何日か稽古して自信が持てた」と分析。横綱、大関と対戦がある番付となる来場所へ「精神力を強く持って勝ち越せるように」と言い切った。