◇史上初の五輪延期決定的

 日本体操協会が東京五輪の延期を見据えて、既に新たな代表選手選考方法の検討に入っていることが23日、分かった。

 山本宜史専務理事(55)は、新型コロナウイルスの感染が拡大した2月末の時点で「延期などの全てのケースに対して選考方法を検討しておいてほしい」との要望を体操、新体操、トランポリンの各部門の強化部長に通達。国際オリンピック委員会(IOC)は延期を含めて4週間以内に結論を出す方針だが、体操の国内選考会の初戦となる個人総合で争う全日本選手権(4月17〜19日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)は、ちょうど4週間後に最終日を迎える。

 全日本前に五輪延期が決定し、新日程が確定している可能性は高い。年内延期なら現行の選考基準で代表を選出し、年単位での延期の場合は代表選考会とせずに大会を実施する予定だ。

 トランポリンでは昨年の世界選手権で日本協会の基準を満たした女子の森ひかる(20=金沢学院大ク)、堺亮介(22=星稜ク)が既に五輪代表に決定。年単位の延期となった場合でも、2人には一定のスコアをキープすれば、そのまま代表となるような優遇措置も検討している。