【G1ドキュメント・栗東=24日】いよいよ春のG1シリーズ開幕だ。週末、中京出張が控える新谷は“名古屋めし”を堪能しようともくろむ。当然、馬券的中が必須だ。気になったのは昨年2番人気(15着)だったのに、今年はさっぱり人気がなさそうなモズスーパーフレア。前走シルクロードS4着に復調の気配を感じ、音無師の元へと自転車を走らせた。

 いつもの坂路小屋で指揮官は陣頭指揮を執っていた。「1週前にしっかりと負荷をかけている。動きは良かったよ。今週は単走でサッとやる予定」。確かに1週前追いの雰囲気は良かった。松若を背に坂路でスティッフェリオ(6歳オープン)と併せ馬。1馬身追走する形から力強い末脚で4馬身突き放した。

 昨年は夏からコンスタントに使ったことが影響したか、本来の力を発揮できなかった。今年はひと叩きして理想のローテーションで挑む。「昨年は使い詰めで疲れが残っていた。行きっぷりもひと息で武豊騎手も“違う馬のようだった”と言っていたからね。今年は状態がいいね」と笑みを浮かべた。

 昨年とは比較にならないコンディションで本番を迎える。課題を挙げるならコース相性。中京は【0・0・0・3】と結果が出ていない。週末の雨予報も気になるところだ。「リズム良く運べれば中京でも問題ない。坂路でしっかり走るタイプだから道悪になるのは悪い方に出ないと思うよ」。師は記者の心配を一笑に付した。

 これなら名古屋めしを懸けた勝負に出てもいいかもしれない。新谷は早くも空腹を感じ始めた。