日本ボクシング連盟は25日、東京五輪の来年への延期決定を受け、代表に内定している男子ライト級の成松大介(自衛隊)、同ウエルター級の岡澤セオン(鹿児島県体協)らのコメントを発表した。内田貞信会長は、現在東京五輪代表に内定している選手(男子4階級、女子2階級)について、延期に関わらず五輪に出場させたい意向を示した。

 ▽内田貞信会長

 「選手のことを第一に考えた判断だと思います。IOCや日本政府、日本オリンピック組織委員会等に感謝をします。ボクシング競技はアジアオセアニア予選が終了していますから、この結果については不動だと信じています。したがって、国内枠の選手も内定している通りで進めたい。しかし、最終的な決定をするのはIOCです。その発表を心待ちにしています。また、世界最終予選の日程や場所について、できるだけ早期に発していただきたいと思います。選手のモチベーション維持のために必要なことと思います。今回のことを受けて、選手には2021東京オリンピックまでにやるべき課題がある。しっかり取り組んでメダル獲得を目指そうと伝えます」

 ▽男子ライト級・成松大介(自衛隊)

 「まずは新型コロナウイルス感染拡大の終息を願っています。オリンピック1年延期については、問題ありません。最大限の努力をして、メダルを獲得するという目標が変わることはありません」

 ▽同ウエルター級・岡澤セオン(鹿児島県体協)

 「オリンピックが1年延期となることは、新型コロナウイルス感染拡大のことを考えると、当然の結果だと思います。まずは、国民の皆様が乗り切ってもらいたいと思います。私たちにできることは、自ら楽しむことはもちろんですが、感動を与えられることです。新型コロナウイルスのことで世界中の人の沈んだ気持ちを吹き飛ばせるように準備をしていきます」

 ▽同フェザー級・堤駿斗(東洋大)

 「新型コロナウイルスの一日も早い終息を期待しています。オリンピックの1年延期については、オリンピックへの出場権を取れなかった私にとって、世界最終予選が開催される可能性が出てきたことに大きな期待を持っています。必ず、世界予選をはい上がってオリンピック金メダル獲得をしたいと考えています」