◇練習試合 阪神0―0DeNA(2020年3月25日 横浜)

 阪神・ボーアの状態が上がらない。一つの区切りとなったこの日のDeNA戦でも2打数無安打に終わり、オープン戦を含めていまだに長打なし。開幕までまだ1カ月あるとはいえ、矢野監督も心配材料の一つに挙げた。

 「(打球が)上がらんな。いつ上がんねん。逆に時間あるから良かったけど、心配は心配。早くいい打球が見たい。今日はそろそろやろ、そろそろやろ、と思いながら、ちょっと続いてるんでね」

 2回先頭の第1打席は京山の落ちるボールを空振り三振。4回先頭の第2打席は遊飛に終わり、ここで交代した。キャンプ中のシート打撃や、普段の練習でも見せてきた豪快な柵越えが出る気配が一向に漂わない。

 ただ、本人はあくまで前向きだ。実戦が減ることを受け「体を元に戻すわけじゃない。今の状態を維持しながら練習する時は練習して、ケガに気を付けてコンディションをキープしていきたい」と強調。2軍戦にも出場し態勢を整える構えだが、早く一発が見たいという周囲の思いが強まっているのも事実だ。(山添 晴治)