【記者フリートーク】一見、真面目でおとなしそうに見える新大関には豪快な一面がある。近年は学生出身力士が増えたせいかアスリート志向のお相撲さんが多くなり本場所中は健康管理を優先してコンディションを整える。昔の力士のように夜な夜な飲食店で酒を飲む人も少なくなった。

 ところが、朝乃山は本場所中でも「お酒飲んだところで変わらないでしょ」などと冗談を言いながら何度か街へと繰り出す。タニマチが一緒じゃなくても「ケチと思われたくないっすから」と言い大盤振る舞い。行きつけの飲食店で男性従業員にネクタイを贈る気遣いもできる。

 「昔、何かに、稀勢関(元横綱・稀勢の里)の言葉で“お金は使うもの”って記事があったっすよ。横綱が言ってるんだから間違いないっすね」。和製横綱に似た昔ながらのお相撲さんを彷彿(ほうふつ)させる豪快な姿も魅力的である。(相撲担当・宗野 周介)