日本水連の坂元要専務理事が五輪代表選考会を兼ねた4月の日本選手権(2〜7日、東京アクアティクスセンター)がドタバタ劇の末に中止になった内幕を明かした。26日に電話で取材に対応。「ドタバタした感じもするが、理事会後には(日本選手権を)やるつもりでした。現場を混乱させたとは思っていないが、今となっては反省もある」と語った。25日の理事会で一度は開催を決定したが、小池都知事から不要不急の外出を避けるよう要請が出たことを受けて急転。強行開催を発表した約3時間後に中止を発表していた。

 理事会では小池都知事の会見の内容次第で方針転換することも確認していた。最終判断は坂元専務理事と青木剛会長に一任されており、2人の電話協議で中止に舵(かじ)を切る方針で一致。無観客とはいえ、県外からの参加選手も多い1000人を超える規模の大会を開くことは感染拡大リスクが高いと判断。安部喜方、上野広治副会長にも確認した上で、最終決定を下した。五輪の日程が発表されるのを待って、新たな五輪代表選考方法を決める。