1分、1秒を無駄にはしない。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、セ・リーグは練習試合を13日まで中止。巨人・原監督は、同期間を有効的に活用するプランを披露した。

 「1軍スタッフ(コーチ陣)がファームの選手たちの指揮を執るというように考えています。ファームのスタッフは休んでもらう」

 2軍が31日に行うヤクルトとの練習試合を1軍のコーチ陣が指揮するという秘蔵プラン。原監督は「(1軍首脳陣が)ファームの選手にもこういう良いところがあるんだと」と直接「新戦力」を発掘できるメリットを語った。2軍選手からすれば「1軍ってこういう野球を(するんだ)と新たに発見するかもしれない」とモチベーション、技術の向上につながる。公式戦なら不可能で監督は元木ヘッドコーチが務め、原監督はネット裏から視察する予定。「(阿部)2軍監督も来たいというなら私と一緒に私服で」と提案した。

 1軍の主力はこの日から4月4日までの10日間「一時解散」され、個人の調整期間に入った。一方で若手は2軍戦でのアピール合戦が続く。阿部2軍監督も「若手はチャンス。1軍の首脳陣にアピールする場ができたと思って頑張ってほしい」と期待する。

 予定通りなら4月24日であるシーズン開幕での1軍入りを目指す「ヤングG」にとってはチャンス到来となるプラン。現有戦力の底上げも狙う原監督は「ファームの人たちは修業。東京ドームで働くためにやっている。この時間はありがたい時間だと思うことが大事」と言葉に力を込めた。(神田 佑)