◇パ・リーグ ソフトバンク4−7西武(2020年6月26日 メットライフD)

 ソフトバンクは26日、西武に4―7で敗れ、連勝が2で止まった。7回に栗原陵矢捕手(23)、柳田悠岐外野手(31)の適時打で一度は勝ち越したが、8回に岩崎翔投手(30)が逆転満塁本塁打を浴びた。7試合で満塁被弾は3発目となり、いずれも敗戦に直結している。チームは再び借金1となった。

 ショックを隠せなかった。4―3の8回2死満塁。岩崎が8番・木村に投じた2球目、外角149キロ直球は、中堅左の外野席で弾んだ。逆転満塁弾を浴びた右腕は「(東浜)巨にも野手の方にも本当に申し訳ないです」と肩を落とした。

 1―3の7回に打線が3点を奪って逆転。7回は嘉弥真が3者凡退に仕留め、逃げ切り体勢に入った。8回はモイネロの持ち場でもあるが2連投中だったこともあって、岩崎がマウンドへ。先頭の森を3球三振に仕留め、4番・山川も2球で追い込んだ。だが、そこからフォークボールを見極められて四球。外崎、中村には左前に運ばれ満塁とされた。栗山を一ゴロに打ち取ったが、あと1死が取れなかった。

 工藤監督は「(岩崎は)四球がもったいなかったかなと思う。投手は打たれることはある。今日の試合で一番悔しいのは岩崎だと思うし、それを次にぶつけてほしい。負けたら次、やり返す。そうやって積み重なっていくものだと思う」と巻き返しに期待した。

 17年に最優秀中継ぎのタイトルを獲得した岩崎は、18年に2度の右肘手術。最近2年間はともに2試合の登板に終わっていた。復活を期した今季は球威が戻り、勝ちパターンでのポジションに返り咲いたが、手痛い一発を浴びた。それでも指揮官は「一回打たれたからといってポジションを替えるつもりはない。次はいい結果を出せるようにやってもらえれば」と、かばった。

 チームは今季、21日のロッテ戦、23日の西武戦に続き、7試合で3本目となる満塁弾を浴びた。試合の流れを失う大量失点だけに、課題は浮き彫りになった。連勝は2で止まり、再び借金1。工藤監督は「明日気持ちを切り替えてみんなで勝ちにいきたい」と切り替えを強調した。