A代表、東京五輪代表を率いる森保一監督(51)の「兼任問題」が本格議論されることになった。日本協会の田嶋会長が26日、FIFA理事会を経たオンライン取材で示唆したもの。9月の国際Aマッチデー(IMD)が東京五輪(来年7月21日〜)直前の来年6月に延期され「兼任監督」の負担増は避けられない状況となった。

 田嶋会長によれば来年5月31日〜6月8日のIMDは7日間延長され試合数も2→4に増える。全てがW杯最終予選となる可能性もある。3月開幕の最終予選は6月にもヤマ場を迎え、東京五輪を見据えれば、兼任の負担は大きい。田嶋会長は新たな体制づくりを含め「関塚ダイレクター、森保監督、反町技術委員長で対策を練ってほしい」と話した。

 9月のIMDが延期され10月のW杯2次予選もぶっつけ本番の公算が高い。既に五輪代表は年内活動を休止の見込みで森保監督も当面はW杯予選に専念する。関係者によれば今春にも兼任問題が懸念され「A代表専念」案も出ていた。新たな日程が決定したことで議論は本格化する。

 FIFAはこの日、東京五輪の出場資格を原則、24歳以下(従来は23歳以下)とすることも承認。森保監督は日本協会を通じて「より成熟してパワーアップし、金メダル獲得のための活動をしていきたいと思います」とコメントした。