ラグビー日本代表のCTB中村亮土(29=サントリー)が27日、日本協会公式YouTubeチャンネル「JAPAN RUGBY TV」のトーク番組「矢野武のラグビー語ろうぜ!」に出演し、今月からプロ契約に切り替えたことを公表した。

 中村は昨年のW杯日本代表に、数少ない社員選手として選出。全5試合に先発出場する活躍を見せ、大会後には「企業スポーツである以上、勇気と感動を与えるために、(会社や社員に)近い存在でないといけない」などと誇りを語っていた。一方、将来的に指導者を目指す夢を以前から持っていたため、「(コーチング勉強の)時間も取れるし集中できる」とプロになることを決心。「経験、知識やラグビーの楽しさを伝えられる人間になりたい」と話した。

 もちろん、しばらくはプレーヤーとしての活動が最優先で、23年のW杯フランス大会も目指している。本職は12番ながらスタンドオフ(SO)の経験もあり、インサイドワークに長ける中村だが「今後、突破力に特化した選手に負けないくらい、ボールを持った時の脅威力を身に付けていかないといけない」とさらなるレベルアップを誓った。

 この日は当初、20年の日本代表初戦となるウェールズ戦が静岡・エコパスタジアムで開催される予定だった。新型コロナウイルスの影響で中止となり、「残念だが仕方ない」と話したが、きたる秋に向けて「確実にレベルアップして帰ってくるので、その時を楽しみに待っていてほしい」とファンに呼びかけた。