バレーボール元男子日本代表の山本隆弘さん(41)が27日、全国高等学校体育連盟(全国高体連)などによる「明日へのエールプロジェクト」第10回オンラインエール授業の講師を務めた。全国高校総体(インターハイ)が新型コロナウイルス感染拡大の影響で史上初の中止。山本さんは「こういう状況は誰も経験していない。今は思うように汗がかけないけど、この後は明るい未来があると思う。自分だけで抱え込まず、頑張って欲しい」とエールを送った。

 03年W杯でベストスコアラーとMVPを獲得し、日本のエースとして活躍してきた山本さん。高校生からエースとしての心得を問われると、「バレーボールはミスが出る競技。ミスしてもくよくよせず、最終的に自分が1点でも多く取る気持ちを忘れないことが大切」と語った。またスパイクの練習として、野球のキャッチボールが効果的であることを公開。キャッチャーを座らせてしっかりとしたフォームで投げることで、スパイクの動きを確認できるという。現日本代表の清水邦広(33=パナソニック)も実践していることを明かし、独自の方法に高校生達も「さっそく試してみたい」と目を輝かせた。

 授業後、山本さんはメディアへの取材に応じ、「1番はこの状況が収束して、普段通りに試合ができるようになることを切に願っている。子ども達の楽しんでいる姿を早く見たい」と述べた。