◇セ・リーグ 中日―広島(2020年6月27日 ナゴヤD)

 中日の先発・吉見は5回1失点と試合をつくり、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。

 打たせて取る本来の投球スタイルで、広島打線を4安打。前日2本塁打の相手主砲・鈴木誠も4回無死一、二塁のピンチで内角攻めを貫き、三ゴロ併殺に打ち取った。

 前回20日のヤクルト戦で4回4失点した右腕は「前回の登板を反省して、初回の大量失点を防ぐ。野手の方が点を取ってくれた後に点を取られない。先頭打者を出さない。完璧にできたわけではないが、そこができたと思います」と納得の表情。

 「今日最大のモチベーションは連敗を止める、5連敗だけは絶対にできない。その気持ちを持って1球1球投げていました。野手の方のファインプレーもあり、5回ですが粘り強く投げることができたと思います」と4連敗中のチームを鼓舞する75球だった。