56クラブをまとめ、再開、開幕への道を導いたJリーグの村井満チェアマン(60)は27日、東京都内のリーグ事務局内で試合をリモート観戦。「ガイドラインに沿った運営を心掛けてくれ、安心して見ることができた」とコメントを出した。リクルート出身の元ビジネスマンはコロナ禍で抜群の危機管理能力を発揮した。1月にウイルスの危険性に着目し、調査を指示。政府の自粛指示前の2月25日、プロスポーツで最も早く中断を決断した。

 自身もかつて、ゴール裏に陣取った元サポーター。2014年の就任後も週末は視察で試合に出掛ける。休むよう進言する部下に「俺にはスタジアムが温泉だ」と答えた。我が子のようにリーグとクラブに愛情を注ぎ、懸命にJリーグを未来へとつないだ。

 ▼日本代表・森保監督 長く苦しい時間をひたすら耐え、この機会を待ち続けた選手は再びサッカーが日常に戻ってきたことを喜び、感情を与えられた環境で思い切り爆発させてほしい。今日の試合でもそういうものを感じることができた。