NBAのアダム・シルバー・コミッショナー(58)が6月30日、米タイム誌のイベントに出演。フロリダ州オーランドでの再開シーズン(7月30日スタート)に言及し「安全な運営には自信があるがこのウイルスは未知のもの。毎日検査をしていくが、もし(感染者の数が)増えていけば再び中断することになるだろう」と、新型コロナウイルスの影響で全日程を消化できないことも“想定内”であることを認めた。

 AP通信によれば、この日はコロラド州デンバーを本拠にしているナゲッツのオーランド行きメンバー(35人=選手とスタッフを含む)のうち、2人の感染が判明したために同球団は施設を閉鎖。ナゲッツは7月7日にオーランドに行く予定だが、その間に使用するはずだった練習施設を失うことになった。同チームではマイケル・マローン監督(48)が3月に感染していたことを公表し、前週には母国セルビアに戻っていた球宴出場のセンター、ニコラ・ヨキッチ(25)も検査で陽性反応。前日にはネッツの主力ガード、スペンサー・ディンウィディー(27)を含む2選手、さらにペリカンズでもデビッド・グリフィンGM(47)が3選手の感染を明らかにしており、NBA内での感染は徐々に拡大している。

 しかもオーランドを含むフロリダ州の30日の新規感染者は6093人で、7日連続で5000人を突破。同州は感染拡大のホットスポットとなっており、NBAにとっては“嵐”の中に飛び込むような状況となっている。