甲子園での交流試合に出場する智弁学園(奈良)が1日、新型コロナウイルス感染拡大による活動自粛明け後初めて自校グラウンドでの練習を公開。ノックや打撃練習で汗を流し、白石陸主将(3年)らが取材に応じた。

 「せっかく甲子園でやらせていただける。今は何でもプラスに捉えて、ガッツのあるプレーを見せてやろうと思っています」

 5月20日の夏の選手権大会中止を受け「心が折れてしまった」と3年生はいったん“引退”。白石も毎日書いていた野球ノートを封印するなど1、2年生とは別メニューで自主練習していたが、6月10日には甲子園での交流試合開催が決定し“復帰”。「2週間ぐらいは体が重かったけど、戻りました」と最後の追い込みをかける。

 3日には活動再開後初の対外試合を予定。奈良県の独自大会はオール3年生で、交流試合は選抜大会のメンバーで臨む。「もちろん全勝が目標。個人としてはチーム3冠王を目指します。交流試合は甲子園の決勝のつもりでやりたい」と息巻く1番打者としてもチームを引っ張る主将に、小坂将商監督(42)も「そういう気持ちでやったらいいと思う。ガチガチにならずに、スッと試合に入っていけたら」と頼もしそうだった。