イタリアは新型コロナウイルス感染症の危機によって経済が深刻な影響を受けている。それはサッカークラブにも言えることであり、収入面は最も打撃を受けている部門である。そのためセリエAは損失を軽減するための手段を考案している。

『Tuttosport』によると、セリエAは、選手の給与から一律削減する法案を適用する。これは、イタリアで最高給のサッカー選手であるクリスティアーノ・ロナウドにも影響を与える。

ポルトガル人FWは年俸3,100万ユーロ(約37億円)を稼ぐが、この措置が実施され、3分の1を残すリーグ戦が再開されない場合、彼は給与の3分の1に相当する1,000万ユーロ(約12億円)をカットされる。

「給与の削減は、所得税のように進歩性によって特徴付けられる。セリエAの選手は、セリエBおよびCのフットボール選手と比較して、給与の高い割合を放棄する必要がある。これは高い給与を受け取る選手に大きく影響する」と『Tuttosport』は報じている。

セリエAはリーグ戦を中止しており、国内の状況から再開の見通しは立っていない。現在までのセリエAの損失額は約7,000万ユーロ(約84億円)と推察されている。無観客で試合が再開された場合、その額は1億5,000万ユーロ(約180億円)に増える。完全中止の場合、イタリアサッカーの損失は計7億ユーロ(約836億円)と言われている。

19日、多くのクラブで選手が給与引き下げに応じ、各事業体の経済面を改善するために交渉していることがわかった。最初に例を挙げたのは、ドイツのボルシア・メンヒェングラートバッハである。サッカー選手はこの方針を避けられないだろう。

■イタリアサッカー界高額年俸トップ10(ユーロ/円)

1位:クリスティアーノ・ロナウド(ユヴェントス)3,100万ユーロ(約37億円)

2位:マタイス・デ・リフト(ユヴェントス)800万(約9億5,500万)

3位:ロメウ・ルカク(インテル)750万(約9億円)
   ゴンサロ・イグアイン(ユヴェントス)

5位:パウロ・ディバラ(ユヴェントス)730万(約8億7,000万)

6位:アーロン・ラムジー(ユヴェントス)700万(約8億3,000万)
       アドリアン・ラビオ(ユヴェントス)

8位:ミラレム・ピャニッチ(ユヴェントス)650万(約7億7,000万)

9位:ジャンルジ・ドンナルンマ(ACミラン)600万(約7億1,000万)
       カリドゥ・クリバリ(ナポリ)