2020年3月21日、ロナウジーニョにとって40歳の誕生日は人生で最も苦い記念日となった。

“ファンタジスタ“と呼ばれ、世界最高のクラッキの過去を持つロナウジーニョが40歳の誕生日を刑務所で過ごすとはだれが予想しただろうか。

遡ること2週間前、パラグアイ裁判所はロナウジーニョとその兄ロベルトに対し、偽造パスポート使用の罪による拘留を言い渡した。現在2人はパラグアイの首都アスンシオン市の刑務所にいる。

ロナウジーニョと兄の使用した偽造パスポートの持ち主もまた自宅拘禁中である。上訴裁判所はロナウジーニョらに逃亡の恐れがあるとし、刑務所での拘留を命じた。2人には反社会的勢力とつながりがあると考えられ、マネーロンダリングや麻薬売買とのつながりを警察は指摘している。

ロナウジーニョらは無実を訴え、自分たちは反社会的勢力の犠牲者であるとしているが、現在のところ偽造パスポートの使用を助言した者が誰なのかは不明である。

ロナウジーニョと兄の出所を可能にするような根拠は現在のところまったくなく、この事件による波紋はパラグアイ国家政府にも及んでおり、政治家の逮捕も有り得る状況だ。現在のところ16名が起訴されており、うち10名が刑務所に拘留されている。

ロナウジーニョと兄の弁護団は、専門家によるロベルトの携帯電話の解析が終了次第、来週にも無実が証明されるだろうと述べている(兄の現行犯逮捕の際にロナウジーニョは一緒にいなかった為、ロナウジーニョの携帯電話はまだ没収されていなかった)。

ロナウジーニョは刑務所の仲間たちに不平を漏らしていると言うが、ここ数年健康状態が良くない母ミゲリーナさんの体調を非常に気にしているという。