28日に行われるエスパニョール戦の前日会見に出席したレアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、“監督”ジダンよりも“選手”としてのジダンの方が「優れていた」と語った。

前々節に首位に立ったマドリー。今節は最下位エスパニョールとの対戦となるが、一つひとつが決勝戦だと気を緩める事はない。
「決勝まであと7試合となった今、4戦全勝は何の意味も持たない。エスパニョールは我々にとって非常に困難な相手になるだろう。試合を知っているからこそ、集中してもう1つの決勝戦を全力で戦う」

対戦相手のエスパニョールは27日にアベラルド監督を成績不振により解任。後任は同クラブのスポーツディレクターを務めていたフランシスコ・ルフェテが今季終了まで指揮を執る。

この突然の監督交代についてジダンは、「良いのか悪いのか、何も言うことはない。アベラルドのことはとても気の毒だと言わざるを得ない。これらは複雑な時代である」と気遣った。

自身の将来について質問されたジダンは、「20年も監督を続ける気はない。その前に引退するよ。私は一般的な監督とはまた違うから、あらゆることが起こり得るがね」と、監督として長期的に身を置くことはないと否定している。

18年の選手生活を送ったジダンだが、監督業の難しさを強調した。「20年と言ったが、実際どのくらいになるかは分からない。私は日々から刺激とモチベーションを与えられている。自分の頭は、いつも選手としての考えを持ち続けてきた。選手時代、監督になるのかと質問されたときにはノーと言ったが、今の自分を見て欲しい。ただ監督業は本当に消耗が激しい。20年も続けることは間違いなくない」

また、選手のジダンと監督ジダンのどちらが優れているかを問われると、このように返答した。
「監督としての私より、選手としての私の方が優れていた。もちろんだ。私より素晴らしい選手たちもいたが、自分が成し遂げたことには満足している。何よりレアル・マドリーでキャリアを終えられたことは喜びだ」