アトレティコ・マドリーのアルゼンチン人監督ディエゴ・シメオネが195勝目をあげて、アトレティコ史においてラ・リーガ最多勝利を収めた監督となっている。

偉大なルイス・アラゴネスの194勝という記録に23日(火)のレバンテ戦(0−1)で並び、ワンダ・メトロポリターノで行われた28日(土)のアラベス戦で上回っている。また、監督シメオネは、ラ・リーガ勝利数に加えて、タイトル数でもアトレティコ史上最多数を誇っている。

ルイス・アラゴネスは、アトレティコの監督として戦った407試合で194勝利を収めた一方で、監督シメオネは、2012年1月7日に敵地ラ・ロサレーダで行われたマラガ戦(0−0)でデビューを果たして以来、約8シーズン半に渡ってアトレティコの監督を務め、320試合で195勝を成し遂げている。なお、その他の戦績は、50敗75分けとなっている。

その日以来、117年のクラブ史において、ラ・リーガ最多勝利を収め、最多タイトル数を誇ることになる監督シメオネの新時代が始まっている。監督シメオネは、ラ・リーガ(2013/14)、コパ・デル・レイ(2012/13)、スペイン・スーパーカップ(2014)、ヨーロッパリーグ(2011/12 & 2017/18)、ヨーロッパ・スーパーカップ(2012 & 2018)と、実に7つのタイトルをアトレティコで獲得している。

ルイス・アラゴネスは、インターコンチネンタル・カップ(1975)、ラ・リーガ(1967/77)、コパ・デル・レイ(1976, 1985 & 1992)、スペイン・スーパーカップ(1985)と、アトレティコの監督として6つのタイトルを獲得している。

また、監督シメオネは、この10年でレアル・マドリーとFCバルセロナを下してラ・リーガのタイトルを獲得した唯一の監督である。アトレティコでの約8シーズン半で獲得したこれらのタイトルの他にも数多くの歴史的偉業も成し遂げており、それらが消えることはない。

監督シメオネがアトレティコを指揮してから、クラブ史上最長の23試合無敗という記録を2012年4月11日〜2012年12月4日という期間で打ち立てている。なお、この記録は、敵地メスタージャで行われたバレンシア戦に2−0で敗れ、終止符が打たれている。また、2012年には、ヨーロッパの舞台で16連勝をあげている。

さらに、ホームで監督シメオネ以上に連勝を重ねた者もいない。2013年3月8日にレアル・ソシエダに0−1で敗れて途切れたものの、シメオネは、ビセンテ・カルデロンで14連勝の記録を持っている。それまでは、リカルド・サモラが監督を務め、アトレティコ・アビアシオンと呼ばれた時期もあった1939/40〜1940/41シーズンに記録した12連勝がホームでの最多連勝記録であった。