30日(日本時間7月1日5時)に行われるアトレティコ・マドリー戦前日記者会見に出席したFCバルセロナのキケ・セティエン監督は、リーガタイトルを争うためには、このカンプノウでの大一番に「勝たなければならない」と認めている。

「アトレティコに勝たなければタイトル獲得の可能性は低くなる。数学は得意ではないが、もしバルサもレアル・マドリーも負ければ状況は変わらないしリーガ優勝の行方も決まらない。我々は全ての試合に勝たなければならない」

この試合に向けての意気込みとして監督は「私がベティス監督時代にバルセロナ戦に対してしたような攻撃をしなくてはいけない。アトレティコは恐ろしく堅固なチームで、ゴールを最大限に生かす。我々は大いに苦戦することだろう。ライン間で動き回り、狭いスペースで精度の高いプレーをしなくてはならない。彼らの反撃を抑制しながら。アトレティコは才能豊かな選手たちを有するチームだ」と主張した。

アトレティコ戦の重要度については次のようにまとめた。
「彼らは素晴らしいチームで、彼らとの試合はいつも非常にハードだ。もちろん彼らは我々に苦戦を強いるが、アトレティコ戦後の試合も全て重要になってくるだろう。残り試合がだんだん少なくなってくるから失敗は許されない。今後の勝利は優勝に大きく影響する」

セティエン監督はこの会見の数時間後にユヴェントスへの移籍が正式発表されたアルトゥールについて述べ、彼のプロ意識を高く評価した。

 「彼のバルサ最後の日まで私は彼の熱意を疑うことはないだろう。チームに献身的に尽くし、目標達成のために全力で戦った。私も仲間の選手たちもアルトゥールを疑ってはいない。彼は試合の状況に応じてプレーするだろう。重要なのは彼自身がやる気を示していることだ」

古巣との3度目の対戦を迎えるアントワーヌ・グリーズマン。彼はシーズン終盤に向けて主役のオーラを失ってしまったようだが、このフランス人について監督は「チーム全体のマネジメントをしなければならない。最近『なぜアンス・ファティやリキ・プッチがプレーしないのか』と聞かれることがあるが、実際問題プレーできるのは11人だけだ。試合によってプレーする選手としない選手がいる。誰もが大切な存在であり、階層に関係なく全ての選手に可能性がある」とコメントするに留めた。