2010年の南アフリカW杯でスペイン代表優勝の立役者となった元FWダビド・ビジャは同代表の今後について、新たなアンドレス・イニエスタやチャビ・エルナンデス、イケル・カシージャスを探すのは間違いだと主張した。

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会議フォーラム 『WFSライブ』でビジャは次のように語っている。
「今も私たちの時代とは違うタイプの偉大な選手たちがいる。多くのすぐれた選手や監督がいて、強力なメンバーを選出する土台がある。これまでの間、新たなイニエスタやチャビ、カシージャス、プジョルを探していたとしたらそれは間違いだ」

ワールドフットボールサミットと元ブラジル代表のロナウド・ルイス・ナザリオが主催した『WFSライブ』には、元スペイン代表監督のビセンテ・デル・ボスケやマンチェスター・ユナイテッドのMFフアン・マタの他、元選手で現在スペインサッカー連盟に所属するフェルナンド・イエロが参加した。

2010年ワールドカップ優勝について、ビジャは次のように回想している。
「あれは自分のキャリアにおいて最高の瞬間だった、(スペイン代表は)そのほかの代表チームよりも明らかに格上だった。ほとんどの試合が1ゴール差での勝利だったが、それだけワールドカップで勝つのは難しいことだ」

「どの選手もヨーロッパレベルの強豪クラブにおいて非常に重要なメンバーだった。彼らが自分たちのクラブで培った経験が代表チームに大きなプラスとなった。ベンチにはアーセナルやバレンシア、マンチェスター・ユナイテッドに欠かせない選手たちが控えていた。欧州でトップレベルのチームの選手たちがベンチにいたんだ」

このW杯で5ゴール(ホンジュラス戦2、チリ戦1、パラグアイ戦1、ポルトガル戦1)を挙げてトーマス・ミュラー、ヴェスレイ・スナイデル、ディエゴ・フォルランと並んで大会得点となったビジャは「最も価値のあったゴールは?」と言う問いに、「自分にとって最も価値のあるゴールは代表チームに大きなプラスとなったゴールであって、難易度や完成度は関係がない」と述べ、「チリ戦はグループステージだったので実質的にあの試合で勝たなければ次のフェーズには行けなかった。ポルトガル戦とパラグアイ戦は自分にとって最も重要なものだったが、最も嬉しい瞬間はチームに大いに貢献するようなゴールを決めたときだ」と話した。

ビジャはサッカー史上最高の代表チームに10年前のスペイン代表を挙げた。
「傲慢に聞こえるかもしれないが、スペイン代表が成し遂げる以前に、3度続けてトーナメント優勝(ユーロ2008、2010W杯、ユーロ2012)を果たしたチームは無かったし、今後もこれを実現するのは困難だと思う」

半年前にヴィッセル神戸で現役を引退したスペイン人ストライカーは、現在、選手育成アカデミーとニューヨークを本拠地とするクイーンズボロFCのプロジェクトに精力を傾けている。アメリカ合衆国は2026年にカナダやメキシコと共に2026年W杯を開催する。

「ワールドカップは、アメリカ合衆国でのサッカーの振興のための非常に重要なステップだ。ワールドカップに向けて、みんなが最大のパフォーマンスを発揮することに集中している。」とビジャは語った。