2023年までエンゼルスで大谷翔平投手とプレーし、現在はブレーブス傘下のデビッド・フレッチャー内野手が、スポーツ賭博を行っていたという。米スポーツ局『ESPN』のティシャ・トンプソン記者が報じ、同メディアもこれを伝えている。

■MLBが捜査に動き出す可能性

トンプソン記者は「デビッド・フレッチャーは、ショウヘイ・オオタニの長年の通訳から掛け金を受け取っていた南カリフォルニアのブックメーカーと同じ業者でスポーツ賭博をしていたという」とレポート。ドジャースを解雇された水原一平被告と同じ胴元でスポーツ賭博を行っていたとしている。

『ESPN』の記事内では「彼の親友のコルビー・シュルツは、フレッチャーがエンゼルス在籍中の出場試合にも賭けていた」との情報も伝えられているが、フレッチャー自身は野球ではないほかのスポーツに賭けていたと否定。「フレッチャーはこれまで捜査を受けていなかったが、今後は捜査されると予想される」とメジャーリーグ(MLB)機構が動き出す可能性についても述べられている。

フレッチャーはエンゼルス時代には大谷について「私たちはいい友人だ」と語るなど、日本のスーパースターとの交流も伝えられていた。水原被告と同様のスキャンダルが襲うことになった。