ドジャース大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地ドジャースタジアムでのレッズ戦に「2番DH」で先発出場。延長10回の第5打席に自身キャリア2度目、移籍後初のサヨナラ打を放った。ドジャースは大谷の一打で3−2で勝利し3連勝を飾った。

■「祝われ方も豪快ですね」「もう10年延長で」

この日大谷は第1打席で空振り三振、第2打席で左飛、第3打席で移籍後初の死球、第4打席では俊足を飛ばして2試合ぶりの安打を記録した。

10回裏、2死一、二塁のチャンスで迎えた第5打席。大谷は相手5番手アレクシス・ディアス投手の6球目ストレートを振り抜き右前へ運んだ。この一打で二塁走者がホームへ生還しゲーム終了。大谷は移籍して初めてのサヨナラ打を記録した。

サヨナラを決めると、笑顔の大谷にチームメートが取り囲み“手荒な祝福”を受けた大谷。その後ベッツ、フリーマンとハイタッチを交わすと、仲良し同僚テオスカー・ヘルナンデス外野手から大量の水を掛けられビショビショになる微笑ましい一幕も見られた。

移籍後初のサヨナラ勝利に、ネット上では国内外のファンが大興奮。英語では「ここ数年、彼が経験したことを考えれば、ドジャースでプレーできることがどれほど幸せなことか。彼にとって良かった。このチームにとって、この街にとっても」「もう10年延長で」などの声が上がり、日本でも「祝われ方も豪快ですね」「カッコよすぎるよ、オオタニサーン!」「MLBは大谷翔平選手を中心に回ってる気がする!」「連勝街道を突き進んでほしい」など祝福の声が溢れている。