びあ茶房 ひとえ「澄清」(ケルシュスタイル×水ようかん、税込600円)

〈女子美術大学と産学連携〉
アサヒビールは9月19日から22日までの4日間限定で、東京都墨田区の東京ソラマチ内“すみだまち処”に「びあ茶房 ひとえ」を開店する。各日11時から18時まで営業。

「びあ茶房 ひとえ」は「クラフトビールと和菓子のペアリングを楽しむ」がコンセプト。メニュー構成やメニューデザインに加え、店内で使用するコースター、座布団といった空間プロデュースなどを総合的に女子美術大学の学生が考案した。アサヒビールの「TOKYO隅田川ブルーイング」と「墨田区銘品名店会の和菓子」をセットで提供し、新しいビールの楽しみ方を提案する。

アサヒビールでは「古来より日本人に親しまれている“抹茶と和菓子のペアリング”から着想し、ビールと和菓子の甘味が互いの味わいを引き立てることを見出した。さらに、墨田区の地元産品を組み合わせることで“すみだ”の魅力を発信し、地域活性化につなげたい」としている。
びあ茶房 ひとえ「清和」(ヴァイツェン×元徳餅、税込600円)、「片影」(ビタースタウト×ぬれそふと、税込650円)

びあ茶房 ひとえ「清和」(上、ヴァイツェン×元徳餅、税込600円)、「片影」(下、ビタースタウト×ぬれそふと、税込650円)

 
8月にテスト販売した際には「思った以上にビールとの組み合わせは良い」「少量の組み合わせなので気軽に試すことができてうれしい」といった、“ビールと和菓子のペアリング”を高く評価する声も多かったという。
 
今回のイベントをプロデュースする女子美術大学の学生有志は、もともとビールを好んで飲む方ではなかったそうだが、「ビールを飲みやすくするにはどうするか、ということを考える中で、高校で華道部にいた経験から“甘み”と“苦味”のペアリングにたどり着いた。和菓子とビールの組み合わせについては、どちらの良さも活かせるようにと考えた末の組み合わせ。若い女性を中心に、幅広い方に試してもらいたい」と企画について話した。
 
また、すみだまち処の佐藤賢吾館長は「当店は屋外のテラスも設置しており、設備を活用した三密を避けたイベントの企画を考える中で、同区内にあるアサヒビールに相談し実現した。ビールはもちろん、和菓子も墨田区で作られている。地元産品のPRをしっかりとしていきたい」と期待を込めた。
 
なお、アサヒビールでは新たな発想でユーザーのための価値や新市場の創造を目指し、2019年7月から女子美術大学との産学連携の取り組みをはじめている。女子美術大学デザイン・工芸学科プロダクトデザイン専攻では、ユーザー体験を創出するコト・モノのデザイン開発に取り組んでおり、今年は「20〜30歳代の女性がビールを飲みたくなるためには?」をテーマに、学生と「ビールに苦手意識がある女子が飲みたくなる体験」などについて議論し、商品の試作や飲み方・飲用シーンの考案などを行っている。
 
同様に、女性のビール需要活性化を目的とした活動として「女子ビール部」を有志の社員で結成。より多角的な視点で新価値創出を目指すため、女子美術大学との取り組みを連動させながら活動している。引き続き、女性若年層のビール飲用を喚起する商品および提供方法などの創出を図ることで、“期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造”を目指す。

「びあ茶房 ひとえ」メニュー

「びあ茶房 ひとえ」メニュー