関東私鉄で一番儲かっている「東急」のまちづくりが有能と話題に

「東急」が儲かっている理由とは?

番組によると、「東急」の路線全長は約104km。これは関東の大手私鉄7社の中で、第5位という微妙な長さとなっています。しかし売り上げ高は、関東私鉄7社の中で「東急」がトップ。何故路線が短いのに関わらず、売り上げを伸ばせたのか。儲かる秘訣は、列車の「乗り入れ」にあるそうです。

「乗り入れ」とは鉄道会社が他社と線路を繋げ、お互いの路線で列車を走らせること。「東急」はこの「乗り入れ」がかなり多いようで、「東武鉄道」「西武鉄道」「東京メトロ」「みなとみらい線」の4つの路線が乗り入れています。ばらばらだった線路を繋げることで、列車に乗る乗客の行き来がスムーズに。乗り入れ前の2012年度に比べて、昨年度は1日あたり9万4000人ほど利用者が増えました。

こうして「東急」は関東私鉄No.1になったものの、乗り入れを増やしたことで苦労することもある様子。例えば列車は他社の区間に乗り入れることが可能ですが、運転手さんは乗り入れが不可能なのだそうです。そのため他社の区間を走行する時は、いちいち運転士が交代。また他社の列車も運転しなければならないので、それぞれの「クセ」を覚えるのが大変だといいます。

東急の「まちづくり」がスマート

「東急」が儲けている理由は、鉄道だけでなく「まちづくり」にもあるようです。中でも力を入れているのが「渋谷駅」で、駅の周辺には東急グループの施設が多数。「渋谷ヒカリエ」「渋谷ストリーム」「渋谷スクランブルスクエア」「渋谷マークシティ」など、東急グループの建物がどんどん増えています。

ところで渋谷は名前の通り「谷」の上につくられた町で、渋谷駅があるのはちょうど谷底。そのため渋谷駅で降りた客は、どこへ行くにも大体坂を上らなくてはいけません。そこで「東急」は「渋谷ヒカリエ」に、縦方向の移動空間「アーバン・コア」を建設。さらに横方向の渡り廊下を用意することで、坂を上ることなく宮益坂上方面へ出られるようになりました。

その結果渋谷の地形を上手に生かして、「人の流れ」をコントロールすることに成功。実際にネット上でも、「最近渋谷駅周辺がすごい歩きやすくなったけど、そういう狙いがあったのか」「確かに宮益坂上方面に歩くときはヒカリエを通るな」といった声が上がっていました。

鉄道とまちづくりの両方で実績を上げる「東急」。沿線上の町で降りる時は、どのように町が作られているか意識して歩いてみてはいかがでしょうか。


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