知っておきたい「再就職手当」と「就業促進定着手当」

あるTwitterユーザーが「再就職手当」と「就業促進定着手当」についてつぶやいたところ、大きな話題に。転職時に両方の手当てを利用し、約50万円もの大金をもらった人がいると綴りました。



両手当は雇用保険の加入者が受けられる「失業等給付」、いわゆる「失業保険」にかかわる手当です。「積極的に就職しようとしている」「いつでも就職できる能力がある」「仕事を探しているものの、現在仕事に就けていない」といった条件を満たした場合に、ハローワークへ申請して受給できるのが「基本手当」。「再就職手当」と「就業促進定着手当」は、失業保険の給付を受けている人が再就職に成功した後にもらえる手当です。

「再就職手当」は失業保険を受給している人が、「決められた支給日数を残した状態で再就職」するのが条件。残っている支給日数で受け取れるはずだった給付金の60%が受け取れる仕組みです。そのため支給日数が残っているほど給付額は上がるのですが、早期の再就職者は給付金の倍率がアップ。支給期間の3分の2以上を残して再就職した場合、70%の額を受け取れます。

中には70万円もらったという人も!

嬉しいことばかりの「再就職手当」ですが、失業した理由が「自己都合」である場合には特別ルールが発生。基本手当の受給資格を認定されてから約1カ月の間は、再就職するルートが「ハローワークまたは職業紹介事業者の紹介」に限られてしまいます。転職する時は自己都合退職の人がほとんどのはず。1カ月を過ぎれば就職ルートは問われないものの、うっかりには気をつけましょう。

「就業促進定着手当」は、「再就職先の賃金が元の職場よりも低い」場合に支給される手当。再就職先の6カ月間の賃金日額が元の職場の賃金日額を下回った時に、6カ月分の差額を支給してくれます。基本手当の支給残日数の40%が上限ではありますが、無視はできない金額。忘れずに申請したいところです。

両手当について、ネット上では「こんな手当があったのか! 転職を迷っている人には嬉しい手当」「転職後に知るとショックな話題です。すぐに決めず、ハロワへ行けばよかった……」「きっと知らないだけで、こういう制度っていっぱいあるんだろうな」といった声が続出。手当を受け取った人は、「30万も給付もらえました!」「2つ合わせて70万円もらえた。桁を間違えてないか心配になったよ」というエピソードを明かしていました。

転職を迷った時、1番気になるのが収入不足。迷った時は雇用保険の制度を良く調べて、しっかり活用したいですね。