いつの間にか生まれていた「Slackマナー」

SlackはスマートフォンやPCで使用できるチャットツールで、複数人で効率的にメッセージをやりとりできるのが特徴。日本だけでなく世界中で普及しつつあり、2019年1月には日間アクティブユーザー数が1,000万人を突破していました。

今年1月、そんなSlackの使用法に関する投稿がTwitter上で話題に。投稿者はある日、同じ企業の営業から独特のマナーを伝授されたといいます。マナーの内容はまずメッセージの先頭に宛名や所属を記載し、挨拶や最近お世話になったことのお礼を述べるというもの。またアプリ上でメッセージを入力すると「入力中…」と表示されてしまうため、あらかじめメモ帳に書いたものをペーストするべきだと言われたそう。

他にも相手が偉い人だった場合には、様々な気配りが必要になる様子。通知を飛ばさないように「@」の使用を控え、相手がメッセージの入力を始めたら投稿を“お待ち”しなければならない、などと教わったようです。

「Slackマナー」を紹介したツイートに対して、ネット上では「こんな使い方するならメールでいいじゃん、と思ってしまう」「Slackにまでマナーの波が来てるのか…」「ビジネスチャットって無駄な儀礼をスルーできるのがメリットなのに、台無しにしてるな」と驚きの声が続出していました。

チャットツールの正しい活用法って?

サイバーソリューションズ株式会社は昨年2月、「メールとビジネスチャットツールの利用実態調査」の結果を発表。その内容を見てみると「ビジネスにおける連絡手段として、チャットをどのような目的で利用または利用を検討していますか」という質問に対して、最も多い64%の人が「スピーディーなコミュニケーション」と回答していました。

続いて多かったのは「会議時間の短縮が期待できる」(36%)、「複数人での情報共有が容易になる」(35%)という回答で、ビジネスチャットを業務効率化のツールとして捉えている人が多いことが分かります。

ともすれば一体どのようにチャットツールを活用すれば効率アップにつながるのかが気になるところ。Slack公式ブログでは2018年12月12日、「Slack の基本(パート 3):コミュニケーションと文化」と題した記事を投稿し、おススメの利用法を紹介していました。

たとえば何か聞きたいことがある時には、それを質問する場所を選ぶこと。他人の時間を奪わないように、“チャンネル”の目的をしっかり確認した上でメッセージを書き込むようにしましょう。また先に関連するキーワードをチャンネル内で検索すれば、過去のやりとりを参考にして問題を解決できるかもしれません。

チャットツールのスマートな活用法を身につけて、仕事に役立てられるといいですね。