「夢」を設定して、メンバーにやる気を出させる/すごいチーム⑧

メンバーの「本気」を引き出す「夢設定」

もしあなたの部下が、いつまでもやる気が出ないでいるとしたら、どうすればいいのでしょうか。

「今がんばれば、あとできっと報われる(評価される)」といった、将来のご褒美をちらつかせる? それとも、「このままだと、まずいぞ」といった危機感をあおる? 結論から申し上げましょう。どちらも不正解です。

なぜなら、報酬も危機感も、一時的なものであって、永続的なやる気をかき立てるものではないからです。

そうではなく、「やる気を出せば自分もこうなれるんだ」ということを、心から納得してもらうことが、本当のやる気を出させるコツです。

そのために必要なのは、夢を持ってもらうことです。

自分の生活と直結した具体的なメリットのある夢、たとえば「お金を稼いでいい生活を送りたい」といったものです。

多くの人は、最終的には「いい生活を送りたい」と思っています。

「タワーマンションのペントハウスに住みたい」

「高級外車に乗りたい」

「早期リタイアして海外に永住したい」

など、お金を気にせず、欲しいものが手に入る生活のことをイメージしています。

であれば、それを自分の夢として掲げて、実現に向けて行動を起こすことです。

私のもとに来る人たちの中には、「夢がない」と言う人がたくさんいます。しかし、よく話を聞いていくと、「いい家に住みたい」「いい車が欲しい」という具体的な願望は持っているのです。

つまり、「夢がない」のではなく「夢を夢として認識していない」のです。

夢をはっきりイメージしてもらうこと。これがやる気を出させるための第一歩です。

夢の設定値を引き上げる

では、夢をイメージしてもらうときには何が大事なのでしょうか。

それは、夢を小さく見積もらない、ということです。

たとえば、ある人の夢が「いいところに住みたい」だったとしましょう。「じゃあ、どこに住みたいの?」と聞くと、「郊外の一軒家が欲しいです」とくるわけです。

郊外の一軒家が夢として適当でないという話ではありません。その目標設定で叶うのは、「郊外の一軒家」ではなく、せいぜい「郊外の中古のマンション」になってしまうという話です。なぜなら、自分を取り巻く環境が劇的に変わるほどの変化をもたらさないと、本当の夢は実現しないからです。

そこで私は、まず夢の設定値を引き上げるためのアドバイスをします。郊外の一戸建てではなく、都内の一等地のタワーマンションにしましょう、ということです。

そうすると、ほとんどの人が「そんなの無理です」と否定します。

そこで「もし都内の一等地にあるタワーマンションに住んだら、どんな楽しいことがありますか」と想像してもらいます。

すると「同じマンションで芸能人と出会える」とか「素敵な夜景が見える」「花火大会が特等席で楽しめる」と、どんどん楽しいことを想像し始めます。

そうするとしめたもので、「そのためにはお金が必要だね」「お金を得るために、これだけのことをしよう」という流れで、仕事のやる気を引き出すのです。

努力次第で好きなことを好きなだけできる、ということが理解できれば、ポジティブ思考で物事に取り組めます。そうすると、やる気も自然と湧いてくるのです。


【ポイント】

□やる気を出させるために夢を作ってやる
□夢は小さく見積もらないこと
□この仕事で夢が叶うことを実感させる


(StudyWalker・金川 顕教)


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