“分けて”考えれば理解が早い!「フレームワーク思考」/ポータブルスキル大全(4)

複雑な状況を瞬時に整理できるフレームワーク思考

複雑な問題をシンプルに解決できる人には共通していることがある。それは「分ける」ことで「わかる」ようにしていることだ。物事を理解したり、わかりやすく伝えるためにまずやるべきことは「分ける」ことなのだ。


たとえば、深刻な残業問題があったとしよう。残業時間を短くしようにも、仕事は減らないし、お客様も速さを要求してくる。人はなかなか採用できず、人不足はすぐには解決できない。一方で上司は「早く帰れ」の一点張り……。

ビジネスは常にこうした複雑な要素が絡まって存在している。こうした際に意識したいのが「分ける」という考え方だ。


この場合まず、問題を大きく2つに分けてみる。「外部要因」と「内部要因」だ。内部要因はさらに「仕事の量」と「人の数」に分けられる。

ではこの中ですぐに解決できそうな問題から優先順位をつけてみよう。「外部要因」はすぐには解決できない。また、内部要因である「人の数」も採用が困難な状況では、すぐに解決するのは難しいだろう。そうなると、問題としてまず焦点を当てるべきは「仕事の量」ということになる。

ではこの「仕事の量」をさらに分けてみよう。さまざまな分け方が考えられるだろう。「1人でやる仕事」「複数人でやる仕事」「対外的な仕事」「対社内の仕事」……などだ。


分けていくことによって次第に問題そのものが「わかる」ようになってくる。こうした思考のことを「枠組みをつくる」という観点から「フレームワーク思考」と呼ぶ。フレームワーク思考を実践する際の留意点は次の2つだ。

・できるだけ全体像を網羅する(モレを出さない)。2つや3つに分けたとしても、大切な要素がモレていたら対象を正しく理解することができない

・できるだけダブらないように分ける。せっかく分けた要素にダブリがあると逆効果で、混乱を招きやすくなる


こうした「モレなく、ダブリなく」の考え方を“MECE(ミッシー)”と呼ぶ。MECEでフレームをつくるには次の3つの視点を持つとよい。

「①要素分解」「②因数分解」「③時間の流れ」だ。まずは対象を2つか3つに分ける習慣をつけてみよう。すると複雑な状況を整理する感覚を磨くことができる。



(StudyWalker・HRインスティテュート)


関連記事

おすすめ情報

StudyWalkerの他の記事もみる

あわせて読む

主要なニュースをもっと見る
社会のニュースをもっと見る
経済のニュースをもっと見る
政治のニュースをもっと見る
国際・科学のニュースをもっと見る
エンタメのニュースをもっと見る
スポーツのニュースをもっと見る
トレンドのニュースをもっと見る
生活術のニュースをもっと見る
地域のニュースをもっと見る

仕事術 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

仕事術 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る 動画一覧を見る

記事検索