日本の祭りが存続の危機!? 観客の「マナー違反」が壊すもの

日本の祭りが存続の危機⁉

今年8月に放送された「クローズアップ現代+」(NHK)では、各地で大きな問題になっている祭りのマナー違反について特集。例えば大阪の「天神祭」を主催する柳野等さんは、「イベント感覚、レジャー感覚になってしまって、(祭りを)やっている人たちの気持ちをご理解いただけないことが増えた」「この状態ですと(祭りの運営は)非常に危ない」と苦言を呈していました。

番組は祭り当日の様子を撮影したのですが、この日も規制線をかいくぐったり柵の外から進入を試みる人が。今年の天神祭ではおよそ30件の救急要請が発生し、警備員は対応に追われていたそうです。警備にかかった費用はおよそ4300万円で10年前の約2倍に。しかしそれでも警備員の人手不足が深刻になっており、このままでは祭りの存続に関わってしまいます。

実際にNHKの調べでは、この2年間で50ほどの祭りや花火大会が中止になっているとのこと。やはり理由は警備の難しさや資金不足といったもので、悪化するマナーや増加する参加者に対応が追いついていないようです。今年も「ふじさわ江の島花火大会」が休止に。この花火大会を毎年楽しみにしているつるの剛士さんは、「ほかから来た方たちが、海を、ビーチを汚していく様を見て、なんか、いたたまれなくなって」と語っていました。

「マナー違反」の積み重ねが日本の文化を破壊

他にも観客のマナー違反が深刻な祭りは数多くあり、「東京高円寺阿波おどり」もその1つ。「バズプラスニュース」で公開された記事によると、参加者のマナーが悪すぎて「永久に中止して欲しい」と思っている地域住民もいるそうです。祭りを成功させるには地域住民の協力も不可欠。しかし度重なるマナー違反被害で地域住民の支持を得られなくなってしまっては、さらに祭りの存続が難しくなることでしょう。

祭りのマナー違反については、ネット上でも数多くの批判の声が。「近所で祭りが開催されるたびにポイ捨てのゴミで道が汚れる。地元民からするといい迷惑」「他人の家の敷地内にゴミを捨てる人を見かけた。本当にどうかしてる」「くわえタバコで歩くのは危ないからやめて」「めっちゃ混雑してるのにペットを連れてくるのはどうかと思う」といった報告が寄せられていました。

お祭りは日本の文化として継承するべきですが、マナー違反が伝統を壊してしまう恐れも。「後の祭り」とならないよう、1人ひとりが気をつけたいところですね。(StudyWalker)


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