5月は「自転車月間」です。それに合わせて21日、県内一斉に自転車の乗り方について交通指導が行われました。県警本部と県内12の警察署は県内31カ所で自転車に乗っている人への交通指導と取締りを行いました。

このうち高知市のはりまや橋周辺では、警察官がイヤホンで音楽などを聴きながら乗っている人や、並んで走っている人などを呼び止め交通ルールを守るよう注意していました。

県内では2024年、自転車が絡む人身事故が71件発生し、1人が亡くなっています。

県警交通指導課 岡田幸也・次長:「自転車が絡む交通事故は交通事故総数の約2割を占めてます。その中でも自転車が絡んだ交通事故のうち、自転車側に交通違反があったのが約9割くらいみられてます。交通事故の当事者、加害者にも被害者にもならないようにするために、交通ルールを正しく理解して実践していただきたい」

2023年から自転車に乗る際にはヘルメットをかぶることが努力義務となっています。