もうすっかり紅葉の季節。赤や黄色に染まる樹々は、私たちの心をいつも癒やしてくれます。全国各地には美しい紅葉の絶景がありますが、せっかくなら見頃の時期に訪れたいもの。TABIZINEでは「今週末見頃を迎える紅葉スポット」を連載でお届けします。日本の秋の美しさを、たっぷりご堪能ください。

大阪城

関東


神宮外苑いちょう並木<東京都港区北青山>



(C)Tupungato / Shutterstock.com

東京都の紅葉といえば、東京在住のほとんどの人が思い浮かべる「神宮外苑いちょう並木」。映画やドラマのシーンに使われるように、黄色の絨毯を踏みしめていちょう並木をそぞろ歩くのはロマンティック。東京には、黄色がよく似合うと実感するでしょう。
神宮外苑いちょう並木
住所:東京都港区北青山1-1 都道414号線
神宮外苑いちょう祭り:2020年は中止
入場料:無料
公式サイト:明治神宮外苑 http://www.meijijingugaien.jp
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三渓園<横浜市中区>



写真提供:公益社団法人 神奈川県観光協会

生糸貿易で財を成した実業家にして古美術と近代日本美術のコレクター、日本を代表する文化人原三溪氏によって作られた、17.5万平方メートル(東京ドーム約4個分)の日本庭園。国の名勝である園内には、京都や鎌倉などから集められた建築物が配置されています(重要文化財10棟・横浜市指定有形文化財3棟)。色づいた紅葉と趣のある日本建築がマッチして美しく、日本の秋をしみじみと堪能できます。
三渓園
住所:神奈川県横浜市中区本牧三之谷58
入園料:大人700円
公式サイト:横浜三渓園 https://www.sankeien.or.jp
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小松寺<千葉県南房総市千倉町>




国指定重要文化財の銅造十一面観音坐像や県指定有形文化財の梵鐘が有名な、南房総市の「小松寺」。「もみじの寺」として知られ、紅葉期には境内のモミジ、カエデ、イチョウが鮮やか。縁結び・縁切りのご利益があります。
小松寺
住所:千葉県南房総市千倉町大貫1057
入場料:無料
公式サイト:小松寺 https://www.komatsuji.jp

養老渓谷 粟又の滝<千葉県夷隅郡大多喜町>




房総の養老渓谷は人気紅葉スポットで、房総一全長100mの「栗又の滝」、12月初旬まで鑑賞できる「筒森もみじ谷」などがあります。老川十字路周辺、粟又の滝、養老渓谷温泉街などでライトアップが行われます。
養老渓谷
住所:千葉県夷隅郡大多喜町粟又
養老渓谷もみじまつり:2020年度は中止
ライトアップ:11月23日(月・祝)〜12月8日(火)17:00〜21:00
入場料:無料
公式サイト:大多喜町役場 粟又の滝
http://www.town.otaki.chiba.jp/index.cfm/10,388,60,127,html
養老渓谷マップ
http://www.yorokeikoku.com/img/map2017.pdf

亀山湖<君津市>




1980年(昭和55年)に完成した亀山ダムによりできた人造湖「亀山湖」では、湖畔周辺や渓谷の鮮やかな紅葉が楽しめます。湖上から紅葉を眺める、遊覧船の紅葉狩りクルーズも人気。房総半島の奥座敷として、緑豊かな大自然に囲まれ、本州一遅い紅葉を見に10万人近くが訪れるそうですよ。
亀山湖
住所:千葉県君津市
亀山オータムフェスティバル:2020年度は中止
入場料:無料
公式サイト:君津市 亀山湖・亀山ダム
http://www.city-kimitsu.jp/kanko/spot/sizen/dam-kameyama.html
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中部


小國神社<静岡県周智郡森町>



写真提供:森町観光協会

縁結びの名社として知られる「遠江国一宮 小園神社」。宮川沿いには、大小約1000本のモミジが林立しており、静謐な神域をもみじが華やかに彩ります。宮川沿いは散策コースでゆっくりと散策でき、11月下旬からはライトアップの予定。もみじを象った縁結び(もみじ)お守りは、ぜひ手に入れて帰りましょう。
遠江国一宮 小國神社
住所:静岡県周智郡森町一宮3956-1
ライトアップ:11月20日(金)〜12月6日(日)17:00〜20:30頃(予定)
紅葉祭り:2020年11月29日(日)
入場料:無料
公式サイト:小國神社 http://www.okunijinja.or.jp/
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近畿


大阪城公園<大阪市中央区>



(C)Shutterstock.com

大阪の中央に位置する、総面積105.6ヘクタールの広大な「大阪城公園」。大阪のランドマークである大阪城天守閣をはじめ、甲子園球場26個分に相当する広さに多数の史跡や伝承地が点在。天守閣前の推定樹齢約300年の大イチョウ、イチョウ並木、ケヤキ、モミジなどが鮮やかに色づきます。公園内は無料なので、園内をのんびり散策するのも良いでしょう。
大阪城公園
住所:大阪府大阪市中央区大阪城1
入場料:公園内無料
天守閣 大人600円 西の丸庭園 大人200円
公式サイト:大阪城公園 https://osakacastlepark.jp

箕面大滝<大阪府箕面市>



(C)Shutterstock.com

明治の森箕面国定公園にあり、「日本の滝百選」に選ばれている「箕面大滝(みのおおたき)」。落差33mの箕面大滝の水が流れ落ちる姿が、農具の「箕」に似ていることから名前がつき、地名も由来しているそうです。大阪市内からも電車で30分程度とアクセスがよく、駅前からのびる川沿いの「滝道」を散策するコースは家族連れにも人気。名物は「もみじの天ぷら」で、食用もみじの葉に衣を付けて揚げたもので、かりんとうのような味わいが特徴。箕面大滝までの滝道沿いに並ぶ土産物店で購入可能。
箕面大滝
住所:大阪府箕面市2 箕面市 箕面公園
明治の森 箕面国定公園 もみじまつり:2020年11月1日(日)〜30日(月)
入園料:無料
公式サイト:箕面公園 http://www.mino-park.jp
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保津峡 川下り<京都府亀岡市保津町>




風情のある紅葉を楽しむなら、「保津峡(ほづきょう)の川下り」に乗ってみたいですね。亀岡から京都・嵐山までの保津川沿いの紅葉を楽しみながら、約16kmの渓流を2時間かけて舟で下るもの。平安時代の姫になった気分でおっとりと舟が進むかと思いきや、急流では水飛沫が上がりスリルを楽しめます。頭上をトロッコ列車が通る場合もありますよ。
保津峡川下り
住所:京都府亀岡市保津町下中島2
入場料:大人4,100円
公式サイト:京都亀岡 保津川下り https://www.hozugawakudari.jp/

圓光寺<京都市左京区>




千手観世音坐像をご本尊とした「圓光寺」は、明治以降尼寺の修行道場でした。現在は尼寺ではありませんが、繊細な美しさを感じる寺ですね。禅における修行を10段階に表した「十牛の庭」には、美しい音を奏でる「水琴窟」や洛北最古の「庭池栖龍池(せいりゅうち)」があります。赤い毛氈越しに見る庭園の紅葉は、いかにも京都らしい風情が。
圓光寺
住所:京都府京都市左京区一乗寺小谷町13
「秋の紅葉特別拝観」2020年11月15日(日)〜12月10日(木) ※事前予約制
拝観料:大人1,000円
公式サイト:瑞巌山 圓光寺 https://www.enkouji.jp

醍醐寺<京都市伏見区>



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天暦5年(951年)に完成、京都府最古の木造建造物である五重塔(国宝)がある「醍醐寺」。平成6年12月に世界文化遺産に登録されている、千年以上の歴史を持つお寺です。豊臣秀吉ゆかりの寺であり、もみじが美しい三宝院庭園は豊臣秀吉が自ら設計したもの。豊臣秀吉は秋の「醍醐のモミジ狩り」を楽しみにしていましたが、見ることなくその年の夏に62歳の生涯を閉じました。
醍醐寺
住所:京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
ライトアップ:2020年11月13日(金)〜12月6日(日)18:00〜20:50(20:10受付終了)
拝観料:通常期 大人1,000円(三宝院・伽藍)、大人500円(霊宝館)、夜間拝観1,000円
公式サイト:世界遺産 醍醐寺 https://www.daigoji.or.jp

東福寺<京都市東山区>



C)Shutterstock.com

1236年創建の仏教寺院。奈良における最大の寺院である東大寺と比べ,奈良で最も盛大を極めた興福寺になぞらえようと「東」と「福」の字を取り、「東福寺」としたそうです。
境内を東西に横切るように「洗玉澗(せんぎょくかん)」という渓谷があり、紅葉シーズンにはカエデが燃えるように色づく京都屈指の紅葉スポット。通天橋から見る眺めは「茜色の雲海」と讃えられ、赤い波に溺れてしまいそうなほど(紅葉期間中は混雑時には、通天橋・臥雲橋での写真撮影が禁止となる場合もあります)。境内にある約2000本ものカエデが、東福寺を茜色に染め上げるさまは圧巻。
東福寺
住所:京都府京都市東山区本町15-778
もみじまつり:2020年度は中止
秋季拝観料(11月10日〜11月30日):通天橋・開山堂1,000円 本坊庭園500円
公式サイト:臨済宗大本山 東福寺 http://www.tofukuji.jp

光明寺<京都府長岡京市粟生>




京都で有名な紅葉の名所「光明寺(こうみょうじ)」。2009年「そうだ京都。行こう」のCMに使用された、薬医門を中心とする「もみじ参道」は、ため息が出るほどフォトジェニック。紅葉の最盛時には、500本ものもみじが、あなたを華やかな錦秋の世界に迷わせます。
光明寺
住所:京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1
「紅葉の特別入山」
期間:2020年11月14日(土)〜12月6日(日)9:00〜16:00(受付終了)
拝観料:500円
公式サイト:京都 総本山 光明寺 http://www.komyo-ji.or.jp

清水寺<京都市東山区>




京都を代表する寺院といえば、やはり「清水寺」をおいて他にはないでしょう。「清水の舞台」として名高い本堂から見下ろす紅葉の海は、清水寺ならではの絶景。また、清水寺のライトアップを筆者は見たことがありますが、赤の幻想の世界に連れて行かれたよう。燃え上がるような紅葉のライトアップを見た高揚感は今でも忘れがたく、生涯忘れられない絶景で必見。
清水寺
住所:京都府京都市東山区清水1-294
ライトアップ:2020年11月18日(水)〜11月30日(月) (21:00 受付終了)
拝観料:大人400円
公式サイト:音羽山 清水寺 https://www.kiyomizudera.or.jp
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奈良公園<奈良市>



(C)Shutterstock.com

世界遺産の東大寺、興福寺、春日大社をはじめ、国立博物館、正倉院等々を包した広大な「奈良公園」。奈良公園といえば、鹿が思い浮かびますね。奈良と鹿の縁は深く、春日大社に祀られている神様(武甕槌命)が白い鹿に乗ってやってきたという伝説があり、万葉集(750年)に実際に鹿がいたことが書かれているそうです。
奈良公園
住所:奈良県奈良市春日野町
入場料:無料
公式サイト:奈良公園 http://nara-park.com
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四国


金刀比羅宮<香川県仲多度郡琴平町>




古くから「さぬきのこんぴらさん」として親しまれている、海の神様「金刀比羅宮(ことひらぐう)」。江戸時代は伊勢参りと共に、一生に一度は参拝したいと庶民の憧れでした。現在では年間400万人もの人が、訪れるといわれます。本宮まで785段、奥社までの合計は1368段にも及ぶ参道の長い石段は有名ですね。境内全域で約800本の紅葉樹があり、紅葉の名所として知られます。紅葉の見どころは表参道ではなく裏参道で、人通りも多くなく、ゆっくりと紅葉に浸ることができます。
金刀比羅宮
住所:香川県仲多度郡琴平町892−1
公式サイト:金刀比羅宮 http://www.konpira.or.jp
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西山興隆寺<愛媛県西条市丹原町>



(C)Shutterstock.com

「もみじの西山興隆寺」と呼ばれる、愛媛県のもみじの名所。「四国別格二十霊場めぐり」の第10番目の札所で、本堂など多くの重要有形文化財を所有。見事な彫刻のある山門は必見。境内は山の中腹に位置し,ボリュームのある石段を上り下りする必要があります。
西山興隆寺
住所:愛媛県西条市丹原町古田甲1657
公式サイト:西山興隆寺 西条市
https://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/kanko/hanadayori-kouyou.html
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九州


大興善寺<佐賀県三養基郡基山町>



大興善寺

1300年の歴史を刻む福岡・佐賀県境の古刹「大興善寺」は、5万株のツツジが咲く「つつじ寺」として知られますが、晩秋の紅葉も見事。大興善寺契園(ちぎりえん)は、福岡県筑紫野市と佐賀県基山町にまたがる契山(ちぎりやま)ふもと(基山町側)にある山林植物園。山沿いにある広大な敷地には遊歩道が施され、山肌を彩る紅葉を眺めながら散策できます。山頂での神様の婚儀が名前の由来とされる「契山(ちぎりやま)」は、「恋人の聖地」に選定。
大興善寺
住所:佐賀県三養基郡基山町大字園部3628
ライトアップ:2020年度は中止
拝観料:大人600円
公式サイト:大興善寺 https://daikouzenji.com
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注意:記事掲載の情報は、2020年11月27日現在のものになりますので、実際の紅葉の状況やイベントなど詳細につきましては、各観光協会や施設に直接お問い合わせください。