子どもの集中力は、一般的には短いと言われますが、幼稚園などで集団生活が始まると、まわりの子と比べてわが子の集中力について気にするママやパパたちもいるようです。集中力は、将来の学びの力にもつながるので、気になるママ・パパたちは、子どもとの毎日のかかわり方について見直してみませんか。

年少さんになると、集中力を気にする家庭は意外とたくさん!

集中力が続かないと、園での活動がスムーズに行かなかったり、ママやパパが振り回されて疲れてしまったりすることも…。3歳の子をもつママたちからは、次のような声が――。

●先日、保育園の運動会で、ダンスを踊ったのですが、息子は2割ぐらいしか踊れなくて…。隣の女の子とは対照的! 集中力がなくてショックでした。

●最近、知育ドリルを始めたのですが、集中力がなくて困っています。絵を見て違いを見つける問題では「同じー。違うー。同じー。違うー」とふざけて答えるし! 折り紙やパズルなどは、集中してできるのですが、知育ドリルだとなんでダメなんだろう?

●うちの子は、超落ち着きがなく、1日中、ずっとしゃべり続けたり、歌ったりしています。集中力がないのか!? 同じ遊びは10分と続かず、次から次へとおもちゃを出します。見ていると本当に疲れてしまいます。

「集中力がある」と言うと、その子の性格と考えるママ・パパもいるかも知れませんが、実は子どもの性格だけではありません! ママやパパのかかわり方を見直すと、集中力がぐんと伸びることもあります。

子どもの集中力を伸ばすポイントは!?

年少さんは学びの土台を作る大切な時期。小学校の算数にもつながる「前から4番目ってどこかな?」といった順序数や、「どっちが多い?」と比べる多少判断なども理解できるようになるので、集中してじっくり考える時間を作ってあげたいですね。
また「影って、何で大きさが変わるのかな?」など、身のまわりの不思議に気づき「どうなっているの?」「〇〇したら、どうなるの?」という好奇心の芽を育てると、学びは深まります。
こうした学びの土台を作るとき、大切なのが集中力です。年少さんは、まだ集中力が続かない子も多いのですが、次のことを意識して、少しずつ集中する時間を伸ばしてみませんか。

年少さんの集中力を伸ばすポイント

■Point1.子どもがやりたくなる、発達にあった学びに取り組む

発達や時期に合わせて、子どもが自分から「やりたい!」と思える学びに取り組みましょう。自発的に「やってみよう!」と思うと、驚くような集中力を発揮する子もいます。

■Point2.ちょうどよい難しさに挑戦する

少し頑張るとできるものだと、子どもは集中して取り組みます。また“頑張ってできた!”という喜びが、自信や次のやる気につながります。

参考になりましたか。もし集中力が続かない場合は、①テレビをつけっぱなしにしない、②おもちゃなど気が散るものは、目に入らない場所に片づけるなど、集中できる環境を作ることも大切! 初めからハードルを上げずに、スモールステップで、少しずつ集中力を伸ばしてみてください。
(文・麻生珠恵)

取材協力/こどもちゃれんじ

*文中のコメントは口コミサイト「ウイメンズパーク」の投稿からの抜粋です。