ここ10数年で「男性の育児」を取り巻く状況が大きく変わっています。特に若い夫婦の場合「ママに家事育児はすべて任せて、パパは仕事に専念」なんて役割分担はむしろレアかも。「ママが仕事を持っているかどうか問わず、パパも家事育児に参加」があたりまえになってきましたよね。

全国のウィメンズパーク会員に「あなたの夫は家事育児に協力的ですか?」というアンケートを実施したところ
1位 まあ協力的 44.4%
2位 とても協力的 36.3%
3位 どちらでもない 8.2%
と、「まあ協力的」「とても協力的」と答えた人が全体の80.7%に! そのレベルは家庭によるでしょうが、家事育児に協力的なパパが増えているという結果に。
※口コミサイト「ウィメンズパーク」会員306名回答。2019年12月-2020年1月実施。

パパになった大臣だって育休を取る時代。男性が育休を取って育児に参加することも珍しくなくなってきました。実際にパパが育休を取ったママを中心に「パパの育休」について『ウィメンズパーク』で聞いてみました。

パパが育休取ったら、どんなことしてほしい?

育休が「ただの休暇」にならないために、育休を取ったパパにはどんな形で協力してもらえるとありがたいのでしょうか?

困ったときはママ頼みなんて絶対NG!

「赤ちゃんが泣いてもくじけずに相手をしてほしい。うんちのオムツも交換してほしい。そしてお風呂は準備から湯上がりまですべてひとりでやってほしい。パパが責任持って育児してくれたら私も家事をできます」

妻のケアをしてくれるのがいちばん助かります

「家事もやって、オムツ替えと沐浴も担当。でも最大の仕事は妻の愚痴を聞くことではないでしょうか。夜間授乳のときも一緒に起きて授乳中話し相手になってくれるとか。夫が1カ月育休を取ってくれましたが、これが一番助かりました」

秘技!両足クロスの術で履けることも

「授乳が終わったら赤ちゃんと一緒に別の部屋に移動。次の授乳までママを寝かせてくれる。夫にはこれをやってもらいました。同じ空間にいるとちょっと泣いたりしても気になってしまうものなので。赤ちゃんのお世話はオムツ替えも寝かしつけも全部まかせていいと思います!」

育休取得のベストタイミングは?

ママの場合は自分の体を回復させるためにも産後すぐの休養が大事。でもパパの育休に関しては働き方や会社の規定にもよりますが「産後すぐ」に取得がマストではありません。どのタイミングで育休取得してもらえると助かるのでしょうか?

ママからパパへ育休リレー!

「1才まではママが育休を取って、1才以降ママが仕事復帰するタイミングでパパが取るのはどうですか? ママ・パパ同時に育休を取ると、どうしてもパパはママのサポート役になってしまいそう。バラバラに取れば子どものお世話から家事全般やってもらえて保育園入園直後に子どもが体調を崩してもママも休まなくていいですし」

一番大変な生後3カ月までを助けてほしい

「うちは産後2ヶ月くらいまでが辛かったです。特に里帰りしなかった2人目は、退院翌日から家事と育児。赤ちゃんを片手に抱きながら食事をした思い出が。生後3ヶ月過ぎれば保育園に預けて仕事復帰する人もいるので、そこまでが大変なのでは?ほぼ徹夜で授乳する時期なので、特に夜のサポートをお願いしたいです」

毎日定時帰宅でたまに1日休む、が理想

「育休もいいのですが、生後6カ月までは定時で帰宅して家事育児参加してくれたらありがたい! ママがどうしてもツラいときは1日休んで子どもの面倒をみてくれるとか臨機応変な形が理想です。育休という形でまとめた休むならつかまり立ちが始まる頃。目が離せなくなりおちおち昼寝もできなくなる時期なので」

パパの育休だけじゃない!社会にお願いしたいこと

「育休もいいけど毎日定時帰宅を」というコメントもありましたが、パパが育休を取ってくれたらすべてが解決するわけではないですよね。「世の中のこんなところも変わってくれたら」というママたちの願いは?

残業と転勤を免除して!

「子ども小さいうちは残業と転勤を免除してほしいですね。うちはパパが30代前半で職場では若手扱いなので常に業務量が多く……。育休だけ取らせればOKではなく、子どもが小さいうちは長期にわたって会社側のケアをお願いしたいです!」

絶対取らなきゃいけない「育児休暇」を設定して!

「まとめて育休ではなく、必ず消化しないといけない出産育児休暇が年間何日かあるのはどうでしょう。新生児の退院の日、母乳外来、新生児訪問、1カ月健診はひとりだと心細いのでついてきてほしいし、毎日の沐浴だって2人いたほうがどれだけありがたいか」

生まれて間もない子がいるパパにこそ時短勤務を

「毎日16時くらいまでの時短勤務にしてもらって、買い物、夕飯作り、赤ちゃんのお風呂、後片付けのうちいくつかをお願いできたらありがたいです! あとは年間1000時間くらい取得できる『育時短」制度とか。買い物したいけど出られないとき、寝不足だからちょっとみててもらって寝たいとき、上の子のケアやフォローなど、育休みたいに一定期間一日中ではなくていいけど、たまに家にいてくれたらとても助かります」

育児は数カ月やったら終わるものではなく、子どもが成長するまで続いていくもの。一定期間育休を取って、はい終了!ではなく、ママがツラいとき、子どもが体調を崩したとき、行事の対応など、必要に応じて休みが取れる制度も必要ですね。

(文・古川はる香)※文中のコメントは、『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。