初めての妊娠は、わからないことだらけ。ちょっとした体調の変化でも不安が尽きません。本来でしたら主治医に相談したいということも、今の状況ではなかなか難しいという人も多いかもしれません。そこで、たまごクラブが以前誌面で掲載した記事から下記を紹介します。
妊娠初期の気がかりに、小川クリニック・小川隆吉先生に答えてもらった記事になります。

妊娠3・4カ月は、体調に変化が出やすい時期

見た目に変化がなく、赤ちゃんがいる実感がわかなくても、おなかのなかでは赤ちゃんが日々成長しています。

ホルモンバランスが大きく変わり、妊娠前と比べてダイナミックな変化が起きているので、体調に変化がおきやすい時期。

例えば、つわりは、ママと赤ちゃんをつなぐ胎盤が完成する16週ごろまで続くことが多いです。妊娠3・4カ月は、なるべく無理をせずに過ごしましょう。

Q.出血があって不安です。原因はあるの?

A受精卵が着床して、胎盤が出来上がるまでの過程で、出血が起こることがあります。ですが、トラブルのサインである場合もあるので、出血量が多いときや出血が続くとき、痛みを伴うときなどは、病院に連絡して指示を仰ぎましょう。

Q.胎嚢が小さめと言われました。どういうこと?

A初診では、妊娠週数を月経周期28日で算出します。月経が不規則な人や、28日周期ではない人は、正確な妊娠週数にはなっていません。なので、胎嚢が小さめと言われるケースも考えられ、少し時間をおいて再検査をする必要があります。また、赤ちゃんが育っていないケースも考えられます。

Q.以前に流産したことがあります。妊娠経過に影響は?

A妊娠初期の流産のほとんどが、赤ちゃん側の原因によるもの。次も流産しやすいということは、多くの場合ありません。ただし、流産を3回以上繰り返したときは、習慣流産といって、治療の対象になります。医師に相談をしましょう。

Q.風邪で薬を処方されました。赤ちゃんへの影響が心配です

A赤ちゃんに影響がなく、妊娠中も飲める薬はたくさんあります。医師が薬を処方するのは、飲まないよりも飲んだほうがメリットが大きいから。内科で処方された薬など、不安がある場合は、主治医に相談して納得してから服用しましょう。

監修/小川隆吉先生 文/たまごクラブ編集部

妊娠すると、体調の変化が出やすいもの。何か心配なことがあったら、健診に行ける場合は、主治医に相談してみましょう。新型コロナの影響で家にいなくてはいけないという状況の方は公的機関のサイトなどを参考にしてください。たまひよのサイトにも医師や専門家が監修したさまざまなQAや、詳しい基礎情報などを掲載しています。

小川隆吉先生
Profile
東京都・小川クリニック院長。日本医科大学卒業。同大学産婦人科講師、都立築地産院産婦人科医長を経て、1995年より現職。たまごクラブの人気連載「妊娠日記」の監修でもおなじみ。