それまではがまんできていたのに、妊娠8カ月に入ったら急に甘いものが欲しくなり、チョコレートがやめられません。このままではまずい?

モヤモヤがスッキリ晴れる助言をくれる、と妊婦雑誌「たまごクラブ」編集部員からも絶大な信頼を寄せられる北島米夫先生が、ニンプさんのお悩みをズバッと解決! 悩めるニンプさんに愛あるアドバイスをお届けします。「産科医・北島米夫のニンプのお悩み相談室」第26回

妊娠中、突然、甘いものがやめられなくなりました

妊娠8カ月に入って急に甘いものが欲しくなり、チョコレートがやめられません。これまで体重管理のために間食を控えてきたし、どちらかというと甘いものは苦手なほうだったのに不思議です。現在、体重は妊娠前から6㎏増なので注意は受けていませんが、このままではまずいでしょうか?(妊娠8カ月のニンプより)

ルールを守って楽しめばいい

チョコレートが食べたければ、食べてもいいですよ。あれもダメ、これもダメってやっていたら、ストレスがたまってしかたないでしょう? 

そもそも妊娠中はあまりお出かけできないから、食べることくらいしか楽しみがないですからね。
それにチョコレートを食べたからって、必ずしも太るとは限りません。何を食べても太らない人だっている。

太りやすい人の場合は、1日のお楽しみとして、「昼間に食べる」「3時のおやつにする」など、食べる時間を決めるといいでしょう。

また、食べるときはパクパクっと一気に食べるのではなく、お茶を飲みながら、ゆっくり味わう。そうすれば、少量でも満足できます。このように工夫しながら、体重がどう変化するのかを見て、それでも増えすぎるようなら、また工夫してみてください。

様子を見ながら、やり方を変えていっても

元の体重がどのくらいかによって異なりますが、一般的に妊娠中は、妊娠前の7〜9㎏増が目安。とはいえ、ほとんどの人は10㎏増えるので、ご相談のニンプさんのように、妊娠8カ月で6㎏増ならいいんじゃないでしょうか。1週間に300g 、1カ月で1㎏ちょっとくらいの増加ならOKです。それを超えたら食べすぎということになります。
 
チョコレートを食べて、体重が増えすぎるなら、糖分の低い高カカオのものを少量にしたり、チョコレートを食べた日の夜は、ごはんを減らすなど、できる工夫はたくさんあります。(注:チョコレートにはカフェインが含まれるので、妊娠中の過剰摂取には気をつけましょう)

チョコレートに限らずいけないのは、夜遅く食べること。パパが帰ってくるのを待って、遅い時間に晩ごはんを食べるのは、いちばんよくありません。

先生から最後にひと言

がまんするのはよくない! 
1日のお楽しみとして、
工夫しながら食べることを楽しんで


監修/北島米夫先生
イラスト/花くまゆうさく 文/たまごクラブ編集部

北島米夫先生

Profile
千葉県・北島産婦人科医院 院長。日本におけるマタニティスイミング創始グループの一員。ユーモアたっぷりの優しいアドバイスで、ニンプさんからの信頼がとても厚い先生です。