2児の母であり、エディターや整理収納アドバイザーとしても活躍中の 小脇美里さん。今回は、“外出自粛”の中育児をしていて不安に感じたことや、 今、大人が子どもたちのためにできることについて。SNSじゃ話せない「小脇美里の子育てのホンネ」#7

世界中に緊張が走る日々。 小さな命を前に不安でいっぱい…

今、 この原稿を書いているのは 4月上旬。子どもたちを寝かしつけた深夜です。私の住んでいる東京では、新型コロナウイルスの感染者が1000人 (4月5日時点) を超え、友だちの友だちが感染した・・・か、知人の働く会社のビルで感染者が出た・・・という話を聞くなど、決してひとごとではない出来事になってきています。

日々いろいろな情報が耳に入ってきて、心配や不安が募っています。この エッセイを読んでいただいているころにはどんな状況になっているのでしょうか。少しでも状況が改善していることを心から願いながら、私も子どもたちも、外出自粛をしています。今、世界中のだれもが初めての経験をしていて、正解なんて見えない中、毎日、目まぐるしく状況が変わっていき・・・。置かれている状況も、人それぞれですよね。

たとえば、 「外出を自粛しましょう」と言われても、幼い子どもにはそんなことは通じません。「なんでお外にいけないの?」と大泣きされても、「ごめんね」と言うしかなくて・・・。「買い占めをしないように!」と言われたって、目の前にある小さな命を前にしたら、本当に大丈夫だろうか?と不安でしかたがないです。

“大切な子どもを守るために何が正解なのか?“ 、その答えは、結局自分の中にしかなくて。あらためて、「自分の力で考える」ことの大切さを今、感じています。

情報過多な時代だから、ついだれかのせいにしたり、批判したりしてしまいたくなるけれど・・・。だけどこれからの時代、自分でちゃんと問題を考えて”自分にとって正しい選択“をしていくことが重要なのかなと。子どもを守れるのは、大人たちしかいないから。だからこそ、親である私たちが“ 考える力“をちゃんと身につけておきたい・・・と強く思いました。

こんなときだからこそ、子どもには笑顔を見せてあげたい

そしてもう一つ、“自分を大切にする“ことの必要性も感じています。子どもを守りたいなら、まずは自分も守らなくてはいけないなって。ママは日常の中でも、つい自分のことは後回しにしてしまいがち・・・。だけど、やっぱりそれじゃダメなんですよね。ママが元気だから、子どもも元気でいられる。当たり前のことだけど、いちばん大事なことだなとあらためて考えさせられました。

小さいお子さんを抱えるママ・パパたちは、きっと今、不安でいっぱいですよね。私も同じです。どうかこの状況が一日でも早くいい方向に向かいますように…そんなことを願いながら、 「本当に大切なことはなんなのか?」に、とことん向き合った時間でした。不安なのも、とてもわかります。でも子どもって大人が想像している以上に敏感なものです。どうか、ママやパパは笑顔でいられますように。

これを機に、新年度”自分のご機嫌は自分でとる“!そんなママでいたいな、と思います。


文/小脇美里 撮影/Misaki Tsujita[miicha_photo]  構成/ひよこクラブ編集部


小脇美里さん
Profile
アパレルプレス&デザイナーを経てファッションエディターに。整理収納アドバイザーや商品企画のプロデュースなど多岐にわたり活躍。2015年に第1子、19年8月に第2子を出産。2019年の経済部門ベストマザー賞を受賞。