活動が活発な梅雨前線が9日にかけて西日本に停滞し、関西には前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。関西では9日にかけて紀伊半島の南西斜面を中心に激しい雨が降り、大雨の恐れがあります。これまでの大雨で地盤が緩み、すでに土砂災害が発生している箇所があります。引き続き土砂災害に厳重な警戒が必要です。

紀伊半島南西側を中心に大雨に

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5日の降り始めからの雨の量は、和歌山県田辺市護摩壇山で450ミリ超、田辺市龍神でも300ミリを超えるなど、紀伊山地周辺で雨量が多くなっています。和歌山県南部や奈良県南部では土砂崩れが発生している所もあり、紀勢自動車道では通行止めとなっている区間もあります。(7日14時現在)

雨は9日にかけて続く

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関西では、暖かく湿った空気の流れ込みが強まり、8日明け方から昼過ぎにかけてと、9日未明から昼過ぎにかけて、紀伊半島の南西側に開けた斜面を中心に激しい雨の恐れがあります。同じ場所で雨が降り続く恐れがあるため、引き続き警戒してください。

梅雨入り後の雨量は平年の3倍近くの所も

近畿地方では6月10日に梅雨入りし、7月6日までの約1か月で平年の1.5倍〜2倍の雨が降っています。特に紀伊半島の南西斜面では、梅雨入りしてからの総降水量が1000ミリを超え、平年の2.5倍〜3倍近くとなっている所もあります。今後も雨が続くため、土砂災害に警戒が必要です。