今年の北海道のシラカバ花粉は、昨年の6倍もの量になりそうです。
すでに道南方面や道央を中心にでスギ・ハンノキ花粉が飛び始めており、北海道の本格的なシラカバ花粉シーズンはこれからです。花粉症の方や気になる方は、万全な対策を心がけてください。

今年の花粉は昨年の6倍!? オススメ花粉対策

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シラカバ花粉の飛散量は、前年の夏の気温・日照時間などが影響します。昨年の北海道の夏の気温は高く、日照時間も多かったことから、今年のシラカバ花粉は飛散量が多くなる予想です。
その量は、例年と比べると約2倍、昨年と比べるとなんとおよそ6倍になる恐れがあります。

北海道のシラカバ花粉シーズンは、だいたい桜が咲く頃からといわれています。
すでにスギ・ハンノキ花粉に反応している方もいらっしゃると思いますが、本格的なシラカバ花粉シーズンはこれからです。花粉症の方や気になる方は、早めの対策・万全な対策を心がけるとよさそうです。具体的には、外出の際にマスクを着用する、凹凸の少ない綿や化学繊維などの衣類を着用する、メガネを着用するなどが良いとされています。

花粉が飛びやすい条件

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花粉が飛びやすい条件は、大きく3つあります。

①晴れて気温が高い日
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。

②空気が乾燥して風が強い日
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。

③雨の翌日以降や気温の高い日が2〜3日続いた後
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2〜3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。